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壱"始まり" ページ1

突然ですが皆さん、、、私は死んでしまったようです




、、、いや本当に突然、突然過ぎるだろって言うぐらい突然にね?
多分、あの子に突き落とされたのかなー?階段ゴロゴロ転がったし、あの子私の事よく思ってなかったみたいだし


ワンチャン死んでないと思ったけど


身体透けてるし、というか一瞬だけ自分の身体がもう目の前でケチャップ染み出しながら倒れているという物的証拠まで見せられちゃったから



認めるしか無いよね 、うん









そんなこんなで今自分のお葬式に立ち会ってます





写真改めて見るともーちょいマシな奴無かったのかな〜なんて思ったりしなかったり、、、



それにしても、凄いね


私の為にこんなに人が集まって、私の為に、泣いてくれてさ、、、




愛されてたんだなぁ私、恵まれてんだなぁ私、、、



、、、酷いやつだなぁ私、
まだ親孝行もしてないし、夢だって叶えられてない、友達と推しのフィギュア買いに行こうって、約束、してたのになぁ、、、







ごめんね、ごめんね



もう励ます事も、触れることも出来ないや、



見てるだけって苦しいね、辛い事なんだね








ごめんね、人殺しにさせちゃって





──────── ── 本当に御免なさい ─







私を悲しみが覆い尽くす

心が傷んで

私の眼から涙が一粒零れ落ちた




その時









__チリン、、、









私の涙に呼応するかのように音が、、、鳴った









__チリン、









何、、、鈴の、音、、、?









__迎えに来たよ A、、、さぁ、君の願いを叶えにいこう



不意に聞こえた、あたたかい、陽だまりのような声に





私は、、、


反射的に


その暖かさを身体が欲したように





ゆっくりと、その声の方に手を伸ばした









その瞬間、とても眩しく



優しい光が





私を、心を包み込んだ、もう、悲しまないでとでも言うように






それに酷く安心して、心地よい光を噛み締める様にゆっくりと

瞼を閉じその光を受け入れた









次に目を開いた時には、、先程まで私がいた葬式場では無く、


桜や梅の花、和を代表する花が咲き乱れ、彼岸花がぽつりぽつりと花咲し




立派な社と、朱色が映える大きな鳥居が


そこに居座っていた






現実味の無い、初めて見た光景の筈なのに







私は昔から知っているような馴染み深さを感じた

弐"恩返し"→



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設定タグ:鬼滅の刃 , 救済 , 愛され   
作品ジャンル:ギャグ
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qwertyuiop55(プロフ) - すみません、指摘の方ありがとうございました!!外しましたのでもう大丈夫です、本当にありがとうございます!! (2020年2月15日 20時) (レス) id: 8117b9d1d9 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグを外して下さい。違反ですよー。 (2020年2月15日 8時) (レス) id: 704c3ea7dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:じん太 | 作成日時:2020年2月15日 6時

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