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青side
朝会の途中、視界がぐるぐる回りだして、
あ、まずい。
咄嗟に前にいた涼太の制服を掴んで
そこからの記憶は曖昧。
気づけば、保健室のベットに寝かされて、
涼太が授業に戻るって言うから、
一緒に戻ることに。
1人だと恥ずかしくて戻りずらくなっちゃうから
涼太が背中を支えてくれて、
ベットから起き上がると、貧血は大丈夫そう。
教室に戻れば、たくさんの人に囲まれて、びっくり。
涼太の背中に隠れちゃったけど
本当はちょっと嬉しいんだ。
身体が弱い俺を、仲間外れにしたりせず
いつも心配してくれる優しいクラスメイト
先生たちも、俺のことを怒ったりせず、
多少…いや、だいぶ多目に見てくれている。
ほんとにいい人に恵まれて、
色んな人に助けられて、俺は学校生活を送れてるんだよなぁ
って考えてたら、いつの間にか、
机で寝ちゃってた。
「翔太、お昼ご飯だよ。」
涼太の声が聞こえて、目を覚ます。
涼太からお弁当を受け取って、
一緒に食べる。
いつもいつもほんとに美味しくて、俺は幸せ
午後も頑張ろ。
そう思ったはずなのに、気づけば寝ていて
涼太が帰る準備をしてた。
「起きた？もう暮会だよ。」
普段はこんなに寝ないんだけどなぁ。
鞄の準備して、さようならして、
涼太と2人で並んで歩く帰り道。
ちゃんとお礼言えてなかったな。
「涼太、今日ありがとう…」
「朝会長くなりそうだったら、早めに座りなよ。」
元気になったなら良かったよって頭を撫でてくる涼太。
他の人に髪を触られるのはすごく嫌だけど、
涼太はなんだか安心しちゃう。
やっぱり幼馴染だから…かな？
わがままな俺とずっと一緒にいてくれる。
涼太の存在は俺にとって精神安定剤なんだよ。
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愛都(プロフ) - ぽにょさん» うわぁ！今作初めてのコメント嬉しいです！今作はコメントを頂けず、不安でした。あべさくには何度か挑戦しようと書いてはみたんですが、続かず……並行して、短編集を作ろうと計画中なんですが、そちらで書かせていただいてもよろしいでしょうか？ (2020年6月20日 9時) (
レス) id: 00be13f8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ(プロフ) - とても毎回更新楽しみにしてました、完結お疲れ様でした！あべふかとかあべさくでも見てみたいなあって気持ちです！ (2020年6月17日 23時) (レス) id: 2c3c24b282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛都 | 作成日時：2020年5月15日 18時
