日常 ページ1
赤side
朝6時。
今日も俺の１日が始まる。
俺は普通の男子校に通う普通の高校生
起きてすぐ、顔を洗って歯磨き。
終わったらキッチンに立ちお弁当を作り始める。
昨日の残り物と卵焼き、少しでも野菜を入れるため
レタスとブロッコリーを入れて、
お弁当用にいつでも準備されている作り置きの
ちっちゃいハンバーグを入れて、完成。
赤と青のお弁当箱。
中身はお揃いだ。
朝ごはんにトーストを焼いて、コーヒーを淹れる。
食べ終わったら、食器を洗い、制服に着替える。
さ、もう時間は7時
幼馴染を起こさなくては、
2階の俺の部屋。
もう1つのベットですやすや眠る幼馴染の翔太。
翔太のお父さんは単身赴任で北海道に行くことになり、
お母さんはそれについて行くことになり、
翔太も行く予定だったが、翔太が寒いの嫌と駄々こねた為、
お隣で幼馴染の俺の家に住むことになった。
親同士も仲が良く、俺達も生まれてからずっと一緒だし、
今更そんなに驚きも不自由もなかった。
「翔太。おはよう。朝だよ。」
起こすとぐずぐず言いながらも目が覚めた翔太。
無理矢理洗面所まで引きずって、歯磨きに歯磨き粉をつけて
翔太の口に突っ込む。
ここまですれば、翔太も目が覚めるらしく、
自分で動き始める。
「涼太、おはよう。」
学校に遅刻するよといえば、慌てたように制服に着替え、
俺はその間に鞄の中に必要そうなものを入れる。
教材は置き勉だし、そんなにたくさんないから、大丈夫。
鞄の中に菓子パンを放り込めば完成。
「涼太、ネクタイできない。」
毎朝毎朝ネクタイを持ってくる翔太
ネクタイを結んであげて2人で家を出た。
学校までは電車で2駅。
時間にしてわずか、10分
でも、できるだけ人のいない車両に乗り、
空いている席に翔太を座らせて、10分間を過ごす。
翔太は小さい時から身体が弱くて、
10分間電車で立ってることは、いいとは言えない。
翔太は座りたがらないんだけど、後々しんどくなるのも
何度も経験済みなので、最近は大人しく座ってくれる。
「翔太、着いたよ。」
駅からは、歩いて5分くらい。
2人で並んで歩く。
「今日も一日頑張ろ」
そう意気込む翔太に
今日も何も起きませんようにと祈る俺。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 606人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛都(プロフ) - ぽにょさん» うわぁ！今作初めてのコメント嬉しいです！今作はコメントを頂けず、不安でした。あべさくには何度か挑戦しようと書いてはみたんですが、続かず……並行して、短編集を作ろうと計画中なんですが、そちらで書かせていただいてもよろしいでしょうか？ (2020年6月20日 9時) (
レス) id: 00be13f8e0 (このIDを非表示/違反報告)
ぽにょ(プロフ) - とても毎回更新楽しみにしてました、完結お疲れ様でした！あべふかとかあべさくでも見てみたいなあって気持ちです！ (2020年6月17日 23時) (レス) id: 2c3c24b282 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛都 | 作成日時：2020年5月15日 18時
