恋は祓うな。

其の三十七 ページ40

寧/光「、、、」ｻﾞｯｻﾞｯ


あ「、、、ん？」


寧/光「、、、」ｻﾞｯｻﾞｯ


奈「、、、止めて来なよ。」



寧々と光の行進。
＿＿＿＿

カーカー、と外からカラスの鳴き声が聞こえる。



あ「もう放課後〜、これから部活〜」


奈「でも掃除〜」



爺さん婆さんになってしまってる人もいるらしく、学校も老朽化。大丈夫か、この学校。七不思議なのこれ？


ていうか、さっきの二人の行進何だったんだ？



あ「あれさ、スネアドラム叩きたいね！」


奈「んー、じゃあ私バトン持ってるよ」



タンタ、タンタ♪


二人でさっきの寧々たちのマネをして教室に戻ると



寧「どうしても話してくれないなら、いっそ、、、その口塞いじゃおうかしら♡」



教室の前にさっきの行進隊と幼馴染ペアがいた。
寧々が葵の腕を掴んで顔を近づけて、、、。


、、、ん？



あ「ハァアアアアアアアアアアっ！！！？？」


目の前の光景に、流石に驚いてしまう。


なにかいけないとこを見たんじゃないかこれ、、、っ！！！



奈「源弟もいるじゃん。ていうかお前の顔ムンクの「叫び」だよ」



そんな呑気なこｔ「ウワアアアアアア！！！」、、、へ、


私が衝撃を受けて、奈那が呑気なこと言ってる中、殺気立ってる茜くんの姿があった。


、、、まあそりゃそうなるよな。私も茜くんが輝にやったら怒るもん。、、、許さん！！！！！



奈「、、、なんかやばいもん見たから、一回下がろ、」



奈那に言われ、ちょっと歩いてまた教室に戻ってくれば葵だけだった。



あ「葵ー！掃除やろ！」


葵「Aちゃんと奈那ちゃん！うん、やろう！」



今週掃除当番なんだよね、めんどくさいな〜。


箒を取り出してゴミを集める。掃除は嫌いじゃないけど、机動かすのめんどくさい。椅子乗せるし。



あ「あーーー、めんどいーー」


奈「帰りにアイス」


あ「乗った！」



また床を掃いていく。


、、、、、。


、、、、なんかな。



あ「視線を感じるのは私だけ？私に向けてじゃないけど、」


奈「右に同じ。ドアのとこへばりついてるじゃん。ゴミなら取るけど」


あ「なあにやってんのあれ？」

其の三十八→←其の三十六

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す