34.赤葦side ページ35
朝6:00
木兎｢ヘイヘイヘーイ！！！今日もやってやるぜ！！｣
赤葦｢うるさいです木兎さん。全員居ますか？｣
木葉｢あ、待ってコンビニ行きたい｣
赤葦｢はぁー…急いでくださいね｣
今日から1泊2日音駒で合宿
これから向かうって時に木兎さんは騒いで木葉さんはコンビニに行こうとする
赤葦｢はぁ…｣
重いため息をついた後電車に乗る為に改札に向う
定期を持とうとジャージのポッケトを探ると
赤葦｢…あれ？｣
木葉｢どーした赤葦｣
赤葦｢…定期…落としたみたいです…｣
梟谷｢｢え"っ…｣｣
最悪だ、どこで落としたんだろう
"ポンポン"
赤葦｢…？｣
肩を叩かれ振り向く
貴女｢これ、貴女のですか？｣
そう言って優しく微笑む人が居た
その人の顔が余りにも整っていて
赤葦｢あっ、そうです。ありがとうこざいます｣
拾ってくれたのに笑う事が出来なかった
明らかに冷たく返事をしてしまったのに
貴女｢いえ｣
その一言と笑顔を置いて反対方向へ歩いていくその人
わざわざ反対方向へ来てくれたのか
そう思うと冷たくなってしまった返事の仕方を恨んで
あの人の笑顔がなんだか忘れられなくて
顔が熱い
木兎｢よかったな！！あかーし！！｣
赤葦｢木兎さんうるさいです｣
ただ…
どこかで見た事あるのはなんでだろう…
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作者名：そると | 作成日時：2015年7月26日 15時
