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それからまた一週間と少し
教師｢はいじゃあテスト返すぞ〜｣
生徒｢要らねぇ〜！！｣
教師｢俺も要らねぇ〜｣
そう、テスト返し
バレー部員にとっては…
いや、約4名にとっては重大だろう
スガさんから聞いたところによると大地さんは
あの馬鹿4人抜きで鳥野の全力が出せるか
なんて褒めてんだかけなしてんだか分からない名言を吐いたらしい
大地さんこえぇ
教師｢縁下〜｣
縁下｢はい｣
うわぁ、配られてた
教師｢西条〜｣
貴女｢あ、は〜い｣
返されたテスト用紙を見ると
縁下｢Aどうだった………え？｣
貴女｢え？｣
教師｢えぇ〜っと…今回の最高得点は98点だな｣
え？
縁下｢…Aじゃん…｣
生徒｢｢えっ？｣｣
貴女｢えっ？｣
クラスの視線が俺に集中していた
すげーだの、何しただの、カンニングかだの…
カンニングなんてする勇気ねぇよ
教師｢はいはい、席つけー……頼むから席着いて泣｣
貴女｢ほら、先生泣いちゃったじゃん｣
可哀想じゃん
俺がそう言うと席に着くみんな
貴女｢いやぁ〜…俺が一番驚いたよ｣
隣の力にそう言うと
縁下｢…テストなんて焦る必要なかったねー｣
貴女｢えっ、ちょ、なんか力ごめん｣
力が勢い良くこちらを向いて
縁下｢それ以上止めろよ？｣
笑顔で言われたから
貴女｢あい｣
黙る事にした
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作者名：そると | 作成日時：2015年7月26日 15時
