47 ページ5
yourside
柳「足痛い?大丈夫?」
『あ〜、うん。平気だってー』
前に怪我した足が痛い。どこかで怪我した訳でもないし、何故か痛む。
石「病院とか行きますか?」
柳「そうした方が良いと思う、Aはどうする?」
『私は…』
行きたくない。私は病院には行きたくないんだって。
『行きたくない』
石・柳「えっ?何で?」
はもってるし、兄弟ですか?可愛いなぁー好き。
『だって、私…』
柳「行こう」
石「Aさん、行きましょう」
『えっ?でも…』
柳「強制です(ニコッ)」
悪魔の微笑みが見えた。あ〜、これは行かないとヤバイやつ。
『分かった…。行きます…』
半分強制って、やだなぁ…
ーーーーーー
病院に行って診断結果を教えてもらった
イタリアから帰って早々病院に行くとかありえないよね
なんかあったら連絡しろとか言ってたけど…。
ただ足がつったみたいとか言えなくない?
ただ診断結果。聞いただけで
柳「はっ?それだけ?」
みたいな反応してきそうでなんかやだ
帰りたくもないし帰っても…
『はぁ…。やだなぁ…』
藍「何が嫌なんですか?Aさん」
『えっ?えっ?!藍くん!」
藍くんは少し笑って
藍「気づくの遅い(笑)」と笑いながら言った
『えー、なんでいるの?』
藍「今日から春高バレーです」
あっ、そっか。今日から春高バレーだった。
私が病院に居たからマサと祐希君に結果でも聞いてみよ
藍「明日は来るんですか?」
そう藍くんに聞かれると
『うん。行くよ!』と言った
藍「そうですか…。楽しみにしてて下さい」
彼の表情が読み取れなかった
『うん。楽しみにしてる』
彼は一礼し帰って行った
ーーーーーー
柳「んで、結果は?」
『足をつっただけみたい』
石「ぷっ…」
柳「それだけ?」
予想通りの結果でした
84人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:満ち欠けの月 | 作成日時:2021年6月1日 6時