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石川side
Aさんがプロデューサーの人?と何かを 話している
話している時のAさんの顔は怖くて、何かを恐れている感じだった
約1ヶ月間の密着取材で何も起きない事を願うしかなかった
ーーーーーー
‘’今、何をしているんですか?”
『前の試合のデータです。選手のことを理解してないとダメなんで』
‘’そうなんですか?休日なのに大変そうですけど”
『全然(笑)平気な方ですよ逆に仕事してないと気がすまなくて』
着実に進んでいる様に見えるけど、一日が終われば
泉「お疲れ様でした、Aさん」
彼が現れる
Aさんにどんな風に口止めしたのか
それか
石「Aさんに聞くしかないのか…」
その日の取材が終わり
俺はAさんを探していた
石「いた、Aさー…」
『だから、マサは関係ないんですよ!』
うん?Aさん?
その隣にいるのは
石「泉原さん????」
けど、Aさんの様子がおかしい
一体どういうこと?
泉「柳田さんはお前とは釣り合わないんだろ?だったらいいじゃないか」
『泉原さんには関係ないし、私とマサが付き合ってるとかどうでもいいんでしょ?これ以上口出ししないでよ』
Aさんは、『もういい』と言って帰ろうとした時だった
泉「じゃあ、あの話もしていいんですね?」
『なんの話?』
泉「貴方は、こう呼ばれていた。孤高の存在だと。俺もそれは知っていた。なんでも出来る貴方がアシスタントコーチだなんて」
『もういいですか?』
泉「新山A…。いや、お前は新山ではない。そうなんだろ?」
泉原さんは続けて
泉「100年で最高の逸材であり孤高の存在
けどそれは儚く散ってしまった
その名も西園寺A
それがアシスタントコーチ新山の本名…」
西園寺A
それが現龍神NIPPONのアシスタントコーチの本名にして
世界に名前を轟かせた
それは誰もが知らない名前
石「これ…」
本当に良かったのだろうか?
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作者名:満ち欠けの月 | 作成日時:2021年6月1日 6時