【七つの大罪】殺人鬼少女の正体は八人目の大罪人でした。

21 殺人鬼少女と過去の夢 ページ22

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気ずいたときにはもう遅かった。



兄は居なくなっててもう、言葉を教えてくれる人もその言葉の意味を教えてくれる人も居なくなった。



泣く、意外に何があるの？



もう自分には何も残っていなくて、化け物の自分なんて行くあてもなくて、力だってコントロール出来ない自分なんて………



力をコントロールするまで、何千人という人間を殺してきた…



その罪ともう一つの罪でボクは捕まった。



当然さ、しょうがない事。



そういい聞かせて牢獄での日々を過ごしてきた。



時々、メリオダス達が遊びに来てくれた。



楽しかった。



寂しくなかった。



だから、暴走することは無かった。



でも、ふと考えてしまう。



｛居なくなってしまったら｝と。



だからあの日こんな事を言ってしまったんだと思う。



「メリオダス…」



メリ「ん？」



「あ、のさ」



メリ「うん？」



「All the timeOf me……【ずっと私の………】」



やっぱり………



「ううん、なんでもn」



メリ「側にいるよ」



「え？」



メリ「側にいて、ずっと守るよ」



「！！」



メリ「約束しただろ？」



「なにそれ〜そうだっけ？」



きっと、メリオダスは、覚えてないんだろうなぁ〜



なんて、さ




目を覚ましたらエメラルド色が沢山ある場所だった。

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