自己防衛 ページ29
社長から言われた言葉を思い出す。
社長「Aが生きたいように生きればいいわ。
Aの進路なんて、私には関係のないことだから。」
だから私は進路変更もせずに最終進路希望を出す。そして私はいつも通り芸能界に生きていた。
ソンギュ(SK)「なー…お前さ、なんでいつも制服姿なの?」
「学校帰りだから。」
SK「でもさ…相当、無理してるんじゃない?
その制服って…韓国で5本の指に入る進学校だし、超が付くくらいのお嬢様校で高等部から通うと大変なんだろ?」
本当に…うるさい人。
SK「なぁー…」
「また投げ飛ばされたいんですか?」
しっかりとした笑顔で聞く。
SK「お前…絶対に生きる世界間違えたな。
柔道選手か格闘家にでもなってたら美人で注目浴びたんだろうけど…
この世界にはお前ランクの美女はいくらでもいるし…」
「くどい。」
SK「は…?」
「そう言うのって…しつこいって言うんですよ?」
ソンギュオッパはきっとかわいいなんて思わない。別にかわいい女に思われなくたっていい。
オンマ「あんたはなんでそんなにだらしないの!」
祖母「そうよ…靴下は脱いだら、洗濯籠。大体よくもまぁ…」
あーうるさい小言が始まる。私は小言から逃げるかのように自分の部屋に戻って、boyfriendに夢中になる。そして…学校の課題に追われる。
先生「お前は…バカか?
今の成績なら、どの学部にだって推薦できる。政治学部でも経済学部でも理系から出せるんだ。」
そう言われたけどさ…確かに魅力的だよ?
女子高の中では2トップの偏差値だし、お嬢様校だし…そのエスカレータに乗れれば楽だって思うけど…
私は…
「もう学校の肩書とかめんどくさいんです。」
これが本音。
品格がないハーフって言われ続けたからかって言われたけどそれは違う。ただ…
私は今まで韓国の歴史や政治や経済を何も知らないまま生きてきた。その理由は…
オンマが日本人で何かあると一番最初に非難を受けた…だから自分の身を守るためにこの進路を選択した。でも私は気づかない。
この時私を守ってくれる王子様が現れるなんて…。
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いっちー(プロフ) - あいくま。さん» あいくま。さん、あけましておめでとうございます。3度目の書き直しなので今回こそはちゃんと書き上げたいと思います!またお暇ができたら、遊びに来てくださいね! (2014年1月2日 21時) (レス) id: 53c729a459 (このIDを非表示/違反報告)
あいくま。(プロフ) - いっちーさん!あけましてぇぇぇぇおめでとーございまぁぁぁぁす\(^o^)/ゆっくりいっちーさんのペースで更新してくださいねo(^o^)o (2014年1月2日 21時) (レス) id: cc726acbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いっちー | 作成日時:2013年12月28日 23時