出会い*ミンソク* ページ16
ミンソク「ユジョン、何顔引きつってるんだ。」
ユジョン「Aオンニを傷つけたんじゃないかって…」
傷つけたか…バカだろこいつ。だってあんなに堂々と撮影をしてる。ユジョンは引きずって撮影ができなかったのか?
俺はAと出会った時のことを思い出す。
ミンソク「俺がマネージメントするんですか?」
社長「何よ…新人じゃ不満?
でもね…私が見惚れたアイドル好きのハーフ。
これ、資料。頑張ってね?」
そう言って社長から渡された資料に目を通す。俺はその当時、子役のジングのマネージャーをしていた。
でも一通り資料に目を通した。
出身地は韓国のソウル…だったら釜山出身の頑固な女優とは違うな…。しかも珍しいことにO型…
身長は168�…だけど俺は学校に目を通したら驚く。高校生のスカウトされるならそこらの芸能人学校かあんぽんな学校と思いきや…韓国で5本の指に入る進学校で、韓国で1,2を争う女子校に通うなんて…こいつはバカなのか?
それともお嬢様の好き勝手でやることなのかと思えば…
家族は5人…ばあちゃん、アッパ、オンマ、弟。でも…
オンマが日本人…しかも日本最大の自動車メーカーの韓国支部に勤めてる…ちゃんとしたハーフ。
アッパの職業はお弁当屋兼惣菜屋さんで社長…
特技は柔道…最重量級中学生チャンピオン。それからオンマが日本人なら日本語が得意なのもわかるけど…英語が得意か…
趣味は…食べること、音楽鑑賞、ドラマや映画を見ること。だけど初めて会ったとき、俺はとんでもなく衝撃を受ける。
身長は絶対に168以上あるし、中学生チャンピオンの肩書どころか面影もない。目力が…半端じゃない。
ミンソク「日本人のオンマなのに、日本語は話せないの?」
そう聞いた瞬間…目の色が変わる。
「韓国人が韓国語話せないのと一緒です。」
その日に初めて会って、気が強いことを認識した。だけど…
この女は強かった。
だから…失礼かもしれないけどユジョンに質問を投げかけた。
ミンソク「お前…この先、この世界でハナみたいに生きるかAみたいに生きるかミヨンみたいに生きるかどれがいい?」
子役にこんなことを聞く俺もひどいって思う。
ユジョン「ハナオンニみたいな生き方です。」
ミンソク「堅実だな…だけど、Aみたいに開拓して行く力も必要だよ。」
そう言って笑ってしまっていた。
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いっちー(プロフ) - あいくま。さん» あいくま。さん、あけましておめでとうございます。3度目の書き直しなので今回こそはちゃんと書き上げたいと思います!またお暇ができたら、遊びに来てくださいね! (2014年1月2日 21時) (レス) id: 53c729a459 (このIDを非表示/違反報告)
あいくま。(プロフ) - いっちーさん!あけましてぇぇぇぇおめでとーございまぁぁぁぁす\(^o^)/ゆっくりいっちーさんのペースで更新してくださいねo(^o^)o (2014年1月2日 21時) (レス) id: cc726acbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いっちー | 作成日時:2013年12月28日 23時