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in side
おはよう、と
あちこちから声が飛んでくる。
まあ、俺に向けられるのはないけれど。
「ねぇ、伊野尾せんせ」
伊「??」
あ、…
いつもクラスの中心にいる男女だ…
「ねぇ、ちょーっとうちらについて来てくれる?」
伊「え、いや、仕事が…」
「くるよな?((圧」
こ、怖い…
伊「はぃ…」
「わかればいいの。早く来て」
…うー…怖い
こうなる事は想像してたけど。
ーーーーー
「せんせーさぁ、宏太と昼休み一緒にいたんだってね。自分の立場わかってんの?」
伊「そ、れは…その…一緒に食べたかったから…」
「は、言っとくけど宏太はあんたのことなんか嫌いだから。てか、この学校にいるみーんながあんたのこと嫌いなんだよ?それなのに宏太とご飯とか…喧嘩売ってる?」
…やば…
泣きそう…
俺だって人間だもん…
こんなに嫌われてたら普通に泣くし…
俺だって…好きな人と一緒にいたいし…
だめなのはわかってるけど
「とりあえず宏太には必要以上に関わらないでよね」
伊「……
いや、です…」
「は?」
伊「それは!…むりです…」
「はぁ?あーもー知らない。行こ」
…良かった、のかな
伊「あぁっ…授業始まっちゃう。あ、その前にHR」
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JUMPlover - すごく面白いです! 更新頑張ってください!!! (2022年8月15日 19時) (レス) @page14 id: 658665b11b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:有 x他1人 | 作成日時:2020年3月7日 16時