僕の歩んだ人生 (ページ4)

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3話ページ4

健人side

勝「あ、健人くん。お疲れ様
ごめんね、仕事終わりなのに会いたいなんて言って。
迎えに来てくれてありがとう…」

どこか泣きそうな顔で勝利は話し始めた。

健「全然！勝利のためなら何処へだって飛んでいけるよ」

勝「なにそれ！、、でもありがとう」

俺の鉄板ラブコールに笑顔を見せたけど、またすぐに泣きそうな顔になってしまった

勝「健人くん…あのね」

泣きそうな顔で勝利は話し始めたが、俺は一瞬訳が分からなくて、ドッキリかなんかなのかな？って思って。

勝「今日、病院行ったじゃん？
なんかさぁ〜風邪薬出してもらって帰ろうとしたんだけど、先生から明日から入院ですって言われちゃった！
……白血病、なんだって」

健「……」

泣きそうな顔をしてるのに、無理やり笑顔を作って話す勝利に俺はなんて返事をすればいいか迷って、黙ってしまった。

勝「……なんか言ってよ」

健「ほ、ん、、とうなのか？」

勝「ホントだよ。こんな質の悪い嘘なんてつかないよ…
仕事の事もあるし。でも全員に一人で話す勇気なくってさぁ、、でも、話さないとどうにかなりそうで、ケンティに電話してた」

そこで少し涙を見せた勝利に、本当なんだと理解した

健「辛いのに、伝えてくれてありがとう。」

勝「ねぇ、健人くん。俺どうすればいいと思う？
入院だなんて、仕事もあるのに。みんなに迷惑かけちゃうし」

健「誰も迷惑だなんて思わねぇよ！
、、仕事の事はまたゆっくり考えよう。取り敢えず勝利はゆっくり休んで。
明日、みんなを連れて病院行くから、その時に話そう」

勝「うん、、でも俺から伝えられる自信ないなぁ。って病院に集合するってだけで察しはついちゃうか」

健「かもなぁ、、でも俺もいるし！」

勝「そうだね、、ありがとう。
はぁ、ケンティにだけでも話せてスッとしたよ！、、明日からに備えて今日は荷造りしよーかなぁ」

涙を拭い話す勝利に俺が泣きそうになった

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