潔子さんの妹は男装少女で青葉城西のお姫様なようです。【HQ】

男装少女14 ページ16

Aside



─────────ｷｭｯｷｭｯ

─────────ﾊﾞｼｯﾊﾞｼｯ



あれから僕たちマネージャーは外でドリンクを作っている。


と言っても、仁花ちゃんと雪絵先輩かおり先輩は中でスコアや記録を付けてる。



つまり、私とお姉ちゃんの2人でドリンクを作ってる。



潔「Aさっきは、澤村がごめんね。」



貴「いや、どっちかというと澤村さんの方が可哀想だったような...。」



潔「や、優しいわ。ほんとにAは優しいわね。」



わしゃわしゃと頭を撫でてくるお姉ちゃん。



何かお姉ちゃんに撫でられるの好きだなあ。



私は自然と目を細めてしまう。



西(潔子さんに撫でられてる。羨ましい。)
田(潔子さん俺の頭も撫でて欲しい...。)



烏野2年の煩い人達がそんなこと思っていたなんて僕は知るはずも無かった。



潔「さ、ドリンクも出来たし、行きましょう。」



貴「そうだね。」



私たちはドリンクを持って体育館に向かう。
(一応僕は男の子設定だから少し重い方を持つ。お姉ちゃんにはめちゃくちゃ反対されたけど。)



体育館に入るとちょうど各校の主将が「休憩なー。」と言ってるのが聞こえる。



貴「みなさーん。ドリンクとタオルですよー。」



僕は青城のベンチに行き告げる。



すると凄い勢いで目の前にやってくる、国見。



国「清水ドリンク頂戴。」



貴「はい、国見。お疲れ様。((ﾆｺｯ」



国「はあ、天使...。」



貴「国見...。」



国「その、冷たい眼差し。中々クるｯ。」



貴(あ、ダメだこいつ。)

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