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・こんな恐竜ファンタスティック ページ36
side福良
「攻撃のしかたが、思ってた方向と違うんだけど」
「思ってたんと違う〜。_っ危なっ!!」
こんなこと言ってる場合じゃないやぁ、と焦った声がした。
飛んでくる骨はご丁寧に、斜めに折られている。鋭利になってて攻撃力が高い。
「とりあえず止めよう!」
「僕が行きます! 貼る所は…?」
そこが重要だよね。前、山本がやったように本体に貼ったほうがいいか…
「あいつ、台から動けないのか?」
「確かに動いてないよね」
だからそんな遠距離攻撃をするのか…
「台だ!」
「よし、了解!」
山本は軽やかに恐竜に近づき、台に御札を貼った。後ろをとる辺り、しっかり者だなぁ。
恐竜くんの最期の足掻きの骨が飛んでくる。さっと左によけた。
「ナイス山本!」
思わずハイタッチをした。
「えへへ、ありがとうございます!」
ガチャンと音がした扉を通る。
すると、山本が居なかった。
「…山本?」
作者から
【鬼屋は誘う】と【暗夜は続く】完結しました。ありがとう!!
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作者名:MOKKA | 作成日時:2023年11月22日 21時