奉公 ページ10
六波羅と梵の抗争に連れてこられた私達。
梵のおかげで
今日も雨が降っていた。
「．．．イツメンは？」
左京『俺ら3人だけだ。』
「傘ねえじゃん。」
右京『たまには青春らしく濡れようぜ。』
なんていつものように3人で話してたら
梵の1人がこちらへ向かってきているのが見えた。
「右京いけそう？」
右京『おう！Aとお前(左京)はそこで待っとけ！』
早く学校へ戻りたかったので
右京に梵の下っ端を半壊させた。
「蘭。帰っていいだろ？」
蘭『凄いですね。右京くん。』
左京『アレよりAの方がバケモンだけどな。』
「そういうめんどくさいこと言うなよ。笑」
竜胆『京本さんが喧嘩してるとこ見た時ないですけど喧嘩するんですか？』
蘭『たしかに。トップに立ってから喧嘩してます？』
「ほぼ毎日右京をいじめてるよ♡」
左京『言い方悪いぞ。あれは御恩だ』
蘭『御恩？』
左京『そしてアレが奉公』
色んな人をぶん投げている右京を指さす左京。
竜胆『鍛えてあげる代わりに代打で戦えって事ですか？』
「そう。ザコ相手するのもダルいんだ。」
蘭『ザコほどボロボロにしたくないですか？♡』
「お前みたいなバグった思考回路じゃなくて良かったよ。」
褒められた！なんてふざけている蘭を置いといて
竜胆に話しかける。
「竜胆はアイツ(蘭)みたいに曲がっちゃダメだぞ。」
竜胆『京本さんみたいに愛の深い人になります。』
左京『Aは割と他人に興味無いタイプだぞ。』
蘭『竜胆に似てる。』
「そうなの？」
竜胆『光栄です。』
右京『A〜あとは主要人物だけだぞ！』
「あーそれも片付けたら？」
右京『六波羅にやらせた方がいいだろ。』
「いいとこ取りさせるのか？」
そんな会話を聞かず蘭は竜胆を連れ
強そうな生き残りを倒しに行った。
「あー。あれが前に竜胆が言ってた"兄貴のいいとこ取り"」
右京『そうなのか？』
左京『灰谷蘭はかなり目立ちたがり屋らしいからな。』
「ほう？」
左京『ほら。今でもほぼ3人を1人で相手してる。弟は何故連れて行ったのか。』
右京『確かにな。どっちが攻撃してくるか怖がらせる為か？』
「そもそも竜胆は戦う気無さそうだったけどな。」
右京『よく分かんねえな。てか今のうちに帰ろうぜ。』
蘭が楽しんでいるうちに帰ることにした。
「六波羅対策に学校封鎖しようか？」
左京『来なかった時めんどくさいからやめよう』
「ハイ。」
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りんご - めっちゃ面白いです。応援してます (2022年5月31日 7時) (
レス) @page13 id: 220ab80aca (このIDを非表示/違反報告)
もやし - 続き待ってます！！ (2021年11月2日 17時) (レス) @page6 id: e06502b7ba (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - めっちゃくちゃ好みです！どうやって竜胆くんを引き抜くのか楽しみです☺️ (2021年10月27日 22時) (レス) @page4 id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Black cat
| 作成日時：2021年10月24日 23時
