☆９４話☆〜貴方side〜 ページ10
A「…もしかして、神童くんのため？」
霧野「…。」
うつむいたまま、かすかに首を縦にふってくれた
A「前にさ、私と瞬木くんが勝負をした日に、神童くんと霧野くんが寮まで送ってくれたよね」
霧野「…あぁ」
A「２人にとっては、怪我人を送ることは当たり前の事なのかもしれなかったけど
私は嬉しかった。サッカー部の人たちはみんな支えあって生きてるんだな…って」
私は、怪我をした肩を優しく掴んだ
まだ、触ると痛む…
だけど、瞬木くんと仲良くなれた大切な証だから
霧野「当たり前なんて、思ってないよ…
ただ…―」
そこで、言葉が途切れた
霧野「さっきはごめん
聞かなかったことにしてくれ」
霧野くんはそう言い残し、屋上を出て行った
・
・
・
教室に戻ろうと思い、廊下を歩いていると
喜多「A！！」
喜多くんと和泉くんが走って来た
２人共、息がきれている
A「どうしたの？」
窓の外には、救急車が止まっていて赤いランプが眩しいほどに光っていた
嫌な予感がした
・
・
・
和泉くん「神童が…
神童が倒れたんだ！！」
そう言った瞬間
私は救急車の方に走った
・
・
上靴だってことも
肩が腕を動かすたびに痛むことも
気づかずに、私は救急車に乗り込んだ
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユッキー - 更新頑張って下さい！この作品とても面白いです！！ (2014年6月2日 22時) (
レス) id: 486eb3acdd (このIDを非表示/違反報告)
霧雪彼方(プロフ) - 秋白さん» 返信遅くなってごめんなさい(ρ＿；)
コメントありがとうございます♪ (2014年4月9日 18時) (携帯から) (レス) id: fb74ba6e83 (このIDを非表示/違反報告)
秋白 - …俺得ですね。(^_^)vニヤけそう…(汗) (2014年4月6日 19時) (レス) id: 13b5d37a04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：浪川藍歌＆霧雪彼方 | 作成日時：2014年3月14日 14時
