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登場早々に阿呆な事をドヤ顔で言う鬱に半目で頬杖を着きながら心底呆れ顔でAは、
｢お呼びじゃない｣ｼｯｼｯ
ut｢え〜ええやん僕172cmやで？｣
｢お前で172なら兄さん辺りがちょうどいいか｣
ut｢なんで！！！？！｣
隣で騒ぐ鬱を基準に脳内で視線の位置を合わせると多分ゾム〜コネシマ位が向こうの要望に合うだろうが正直依頼するのもダルいしマスターで良くね？と完結させようとするが覗き込んでくる膨れっ面の鬱に思考が止められる
ut｢言っとくけど兄さんはもう次の遠征行ってもうたからな｣
｢あぁ、兵糧部隊だからな｣
ut｢あとゾムとかシッマは前線組やから腕周りとか意外とあるから軍服とかは全部オーダーメイドや。スーツも出来とるんやろ？｣
｢...お前もウエストたるんできてるって若手組がボヤいてたぞ｣
ut｢ゔ...ッ｣ｸﾞｻｯ
Aの言葉に胸を抑えて呻く鬱を鼻で嗤いグラスを傾ける
俯いて何やらブツブツ言っている鬱をぼんやり見ていると髪の隙間から見える耳元に付いたインカムが青く点滅しているのが見えた
｢鬱｣
ut｢！な、なんや｣
｢なんか光ってるけど｣
自分の耳元を指でｺﾂｺﾂと突きながら言うと｢え？｣と驚いた後に顔を更に青く染め、震えた声で
ut｢も、もしかして聴いとった？｣真っ青
rb｢ん〜？なんの事か知らんけど大先生が抜けがけしようとしとったのはグループに共有済みやけど｣
ut｢それや〜ん！！！｣
rb｢ガバガバ乙w｣
あと鼻歌下手くそやな、とそれだけ言って向こうから切られた通信は恐らくここに来る前に連絡したのを切り忘れたのがそのままになっていたらしい。ロボロもロボロで面白そうやし、と放置していたのか此処に来るまでの鼻歌まで聞かれていたとか恥ずかし過ぎて死ねる
とにかく、
ut｢今の内容ウチの連中に筒抜けです｣震
｢そのようだな｣溜息
ut｢多分...というか確実にウチの五歳児が何かするかと｣
｢はぁ、｣
大きく溜息を零した後、半分以上あったウイスキーを一気飲みしグラスをマスターに返すと
｢どうせ何言っても止まんないだろうから好きにしろって言っといて｣
ut｢ひゃ、ひゃい...｣
｢あと下らねぇ理由でパン屋に凸してきた馬鹿は去勢するって言っとけ｣ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
ut｢ﾋﾟｪ...｣ｺｸｺｸ
思わず内股になりながら半泣きで首を振る鬱を一瞥してから金貨をカウンターに置いてAは帰っていった。その後鬱も内股のまま変な走り方で店を後にしたのであったw
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霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
