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秋の澄んだ空の下に開催したのは我々国の秋の一大イベント
実りの秋、芸術の秋、読書の秋...様々な秋をギュッと押し込んだ祭典。初めは全てバラバラに行われていたが「国中で皆いっぺんにすればいいゾ！！」という一声でこの祭りが生まれた。自由と混沌の国と言われるだけあるなぁ...
そんな事を脳内でボヤきながら売り子として店頭に立つAは
「(スチームパンクなんて初めて着たわ)」
mb「お、お姉さんお茶で」
「最後尾はアチラです」
派手なフリルの襟元と締められたコルセットにより強調された胸、帽子には金属製のゴーグルがついており動くと小さくカチカチと聞こえる
どうやらこの祭りは前の世界で言うハロウィンも兼ねているのか普段は見ない格好や仮装をしたお客さんが集まっておりAのコレもそれの一環なのだと言う
「いらっしゃいませ。お幾つですか？」
mb「5つとお姉さんのこの後の時間を☆」
「(アホか)当店はそのようなサービスを行っておりません」
明らかに視線を少し下に下げて鼻を伸ばす男達に内心中指を立てていると
mb「そんなつれない事言わない「はいモテないナンパの常套句ご馳走さんw」ッ...な！？」
「！...鬱」
ut「やっほ。偉い別嬪さん居る思たらAやったわw」
zm「E...いやF？」
「そこのエ□小僧訴えるぞ」怒
手を伸ばしてくる男の手を振り払おうとした直前な割り込んで来たその影はあえて声を大きくして注目を集めると男は顔を赤らめ逃げていった。その背中を鼻で笑いながら視線を戻せば何時もとは違う格好の幹部の姿
片やまるでヴァンパイアのような、片やフードの下から飛び出ているのは狼の耳と腰についた獣の尻尾
セクハラ発言に視線に殺意を乗せれば「すいませんでした」と頭を下げるこの2人は巡回警護をしていたようだ
ut「マンちゃんに全部付けられてもうて」
zm「爪塗っとったんに黒に塗り直された」ぶぅ
「おつかれ」
流石に店の仕事もあるし彼等も一点に止まるわけにいかず差し入れにポケットマネーでクロワッサンを持たせると頬張りながら彼等は去っていった。それからも美味しいと噂が呼んだのかひっきりなしにお客さんが訪れ
oz「完売だ！」
ob「ありがとうね」
「ふぅ」
結局去年よりかはもったが昼少し前には完売したクロワッサン達に達成感が宿った。店の前に立てた簡易テントを片付け全員で労りながらお茶を啜ると
ob「今年もありがとう。コレ、ちょっとだけ」
「え、ありがとうございます」ｼﾞｬﾗ
臨時収入GET
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霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
