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彼等が初めて依頼をし…そして見事に彼女の地雷を踏み抜いたあの時、本当に賭けだった。それは私にも向けられていた殺気が物語っていたが、それまでに積み上げて来た信頼あってか引かれた刃に内心ホッと息をついたのを覚えている
それからだ彼女がゆっくり変わり始めたのは
ma「ふふ」
rb「？マスターご機嫌やな」
ci「なんやええことあったん？」
零れた声に首を傾げ視線を集める彼らに心の中で感謝をつたえながら「はい、とても」と笑えば彼等も何かを察して笑い返してくれた。その時、
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
「うわ...、酔っ払いばっか」
sh「Aやん！！」
pi「ども」ﾍﾟｺﾘ
ma「いつものですか？」
「ん」
うわ、と言いながらも近くのカウンター席に座る彼女にグラスを渡せば柔らかく微笑み「ありがとう」と言いながら受け取ってくれた。そのあと彼等に絡まれ邪険にしながらも何処か楽しげに笑う姿にポカポカと胸が暖かい
きっとこれが本来の彼女の姿であると確信しているマスターはこんな幸せな日常がいつまでも続きますようにと心から願ったのであった
そんな幸せそうなマスターを横目に「幸せならいっか」と完結したAが肩に手を回す仔犬の手をぺいっと剥がしながらグラスを傾けていると
rb「情報もありがとな」
「別に。というかアイツそう簡単に死なないだろ」
ci「それなw」
pi「トントンさんにシバキ回されてもなんだかんだケロッとしてますよねw」
sh「菓子取り上げた方がよっぽど効果的やわwww」
ゲラゲラと笑いながら居ないのをいい事に暴露しまくる彼等の話を肴に飲んでいた頃、城でクシャミを連発した事により医務室に連行された5歳児がいたとかw
酒が進む程に呂律が回らなくなっていく彼等のグラスをお茶に変えていたがチーノがテーブルに勢いよく頭突きして動かなくなったのと同時にシャオロンも沈み、酔っていると言うより眠たそうなショッピがユラユラと身体を揺らしているので
「はぁ...車まで運ぶか？」
rb「すまんな」
欠片も酔っていないロボロとAで迎えの車に酔っ払い×3を放り投げるとマスターがお裾分けに用意した生ハムを持って彼等は帰っていった
その姿をマスターはAと一緒に見送り店に戻り片付けをしていると
「...なんかあった？」
ma「え、」
「なんか嬉しそうだったから」
グラスや皿を下げてくれた彼女の言葉に少し照れくさくなりながらも
ma「今が幸せだな、と思いまして…///」
驚きながらもゆるりと目を細め彼女も頬染めながら頷いた
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霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
