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矢継ぎ早に質問していた唇がゆっくりと閉じると「わかった」と小さく呟き背中を向けたA。その背中に声をかけようとしたトントンが立ち上がろうとした瞬間にA以外をサークル状に囲む光が立ち上る
驚愕の声を上げる被害者諸々を含めた人達を落ち着かせもう一度彼女の方を見ればその周囲には桃色の花が咲き乱れ手に持つ柄の長い剣を空に…星に掲げる様に持ち上げる
「【異邦の国、時の終わり、なれど剣は彼の手に。城壁は固く、勝どきは万里を駆ける。冷厳なる勝利を刻め──『真円集う約束の星(ラウンド・オブ・アヴァロン)！】」
彼女の詠唱と共にサークルを覆うように光の盾が廻り、その光が視界を覆い尽くすと同時に身体が軽くなった様な気がした。少しして光が治まり目を庇っていた腕を退けるとそこにはもう誰もいなかった
tn「行ってもうたか、」
sh「みたいやな…て！？トントン！？」
tn「おん？」
rb「おま、呪いが」
zm「そういうシャオロンもやん」
コッチを見るなり素っ頓狂な声を上げるシャオロンに首を傾げたトントンだがロボロとゾムの声に腕や身体を確認するとさっきまで溝色の紋様は蔓延っていた身体は綺麗に治っている。そして、
kn「…俺もか、」
pi「！？こ、コネシマさん？？」
ci「部長の光収まっとらん？？」
トントン達をぼんやり眺めていたコネシマももしや、と服を脱いで心臓部を見れば徐々に濃くなっていたババアの証が薄くなっているのを確認した。勿論今は枷を嵌めていないのでこのまま放置すれば再び浮き上がってくるであろうソレを隠す様にもう一度服を着直した
暫くすると他のワイテルズが到着し、シャーくんが背負うnakamuを見るや目を潤ませるメンバー達
その後直ぐに到着したペ神(真顔)にトントンとコネシマは拉致されたのを見送り、一旦ワイテルズの城に被害者の人も保護する為に動き出した一行であった
そしてその事件から2週間
幾つかの国と地域が無くなったと…なんとか
やる事()を全部済ませて我々国に戻ってきたAはまっすぐBarへと足を運び、
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
「ただいま」
ma「！おかえりなさいAさん」
なぁ〜お！
護れた彼等の元気な姿にホッと息をつき、何時もの席で静かにグラスを傾けていると入店してきたのは
ut「お久」ﾋﾗﾋﾗ
「…ありがとう」
ut「これくらい朝飯前やわ」
実は治療が終わり、店へと戻ったマスター達の身を案じて身辺警護を行っていた幹部達。それを察してかAは心から感謝の意を示したのであった
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霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
