※ ページ37
侵食する呪いに膝が折れたトントンがゾムに救出されたコネシマに声をかければ出血で顔色を悪くしていたが笑みを浮かべるその表情に安堵の息を零した
gr「トントン」
tn「純粋な人間ちゃうからッ…大丈夫や、」
sn「んな事言ってる場合ちゃうやろッ！？今ヘリで行くからコネさん共々覚悟しときやッ！！！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ
gr「…だそうだw」
tn.kn「……死んだ(ケツが)」
緊張の糸が切れたからか、はたまたこれから来る神への恐怖か顔色を真っ青にして頭を抱える2人にシャオロン達は同情を浮かべながらも笑った
その様子をモニターで見ていた黒幕である男はキーボードに拳を叩きつけ歯ぎしりしたながら唸り声をあげる
mb「このゴミ共がぁあッ」
??「それはお前だろ」
mb「ッ…！？ッは！？」
??「吐き気がする気配を追ってれば案の定」
mb「だッ…誰だ！？お前はッ」
「ウチのが大変お世話()になったみたいで」
その命だけで償えると思うなよ外道が
モニターの光しかない小さな部屋に断末魔の様な叫び声が木霊した。その頃、痛む身体を引き摺り地上へと戻ってきた一同は
pi「！！」
ci「無事か！？」
rb「何とかな」
sk「あれ？…あの人は？」
zm「あの人？」
ゾムが首傾げた直後、まるで地震の様に大きく揺れる地面に入口だった小屋が倒壊したのを横目に見ながらその場に伏せ、揺れが収まるまで約10分。徐々に落ち着いていく揺れに誰かが小さく息を吐いたその時
??「なにしてんの？」
kn「！？Aッ」
sh「え？A来て…ッう゛！」
ci「ぉ゛えッ…」
tn「…そ、いつは？」
「コレ？あぁ、世話()になったみたいだから…」
いつの間にか傍にいたのか無駄にピカピカのコネシマを見下ろし声をかけたAを全員で振り返り、その手に持つソレに思わず口を覆い込み上げるモノを我慢した
言葉にするのも憚られるソレの四肢は無く、唇が削がれたそこから漏れる呻き、皮を燃やされ肉が剥き出しの顔には涙の様な赤い線が引かれていた
「コレ、貰って良いよね？」
sk「え、ぁ…ッ」
「あと、カイローナって無くなったらマズイの？」
zm「僕？！ぇ、ええっと〜…」
os「首都から東に50kmの都市が生まれ故郷。そこは無くなってもええよ。首都はウチと貿易あるし我慢して欲しい」
em「香辛料とかですね」
「ん。あと…」
彼女の温度の無い声がルルフト、バドルド、ランディノームと次々と必要の有無を紡ぐ。その問いにインカムからオスマンとエーミール、グルッペンが答えるのを静かに聞いていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
