※ ページ30
Aが爆走している間に同じタイミングで戻ってきたゾムとロボロは得た情報を話し始めた
zm「ロボロの言う通り会場は1つ下の階やな。虫()がウジャウジャ居ったわ」
rb「メインの入り口も見つけたで。扉の開閉、会場のシステムやら妨害装置の操作も全て制御室で管理しとる」
kn「大先生が動ければええんやけどな」
sh「ただでさえ電子体で妨害エリアに無理やり入ったからな…ペ神が許さんやろ」
溜息を零すコネシマにシャオロンが言えば「知っとる」と肩を竦めた。その様子を眺めていたトントンが先を促すと
zm「隔離されとる場所は見つけられんかった…けど、無駄に厳重な扉はあったわ。丁度会場の裏手側」
ci「多分そこっスね」
sk「…ッ残り30分。どうすればッ」
??「参加しても良いゾ」
tn「！？グルさん！？」
gr「どうせ最終的には支払わない金だしな。(ﾋﾞｰｰ)億位なら好きにしろ」
sh「ふ、ふとっぱらぁ〜…(引)」
まさかの言葉に互いに顔を見合わせ頷くと
rb「…恐らくトリはnakamuさんや。さっき到着した客に目玉商品は国王や、言うとった」
sk「ッ…クソッ」
zm「マスター狙いの客もおったわ…危うく殺すとこやった」
kn「……それ使えるな」
pi「恐らく招待制だと思いますし事が事ですから顔を隠している招待客も多いんやないですか？」
tn「決まりやな。ゾム、出来るだけ背丈の似た顔を隠した招待客持ってき」
zm「わかった！」
元気に返事したゾムが飛び出して数分後、
物言わぬ身体を引き摺ってきたゾムは「首折ったから血ぃ着いとらんし服も使えるで！」といい笑顔で言った。まあ、一先ず言いたい事は置いといて瞳孔が開ききった男を見れば背丈はトントンが1番近いようだ
tn「俺が中に入って様子を見る。ショッピとロボロ、チーノは隔離部屋の見張りで中に入れそうなチャンスがあれば頼む。ゾムは出来れば主催席の近くで隠密、残りは会場の近くで突入の合図を待つんや」
他「了解」
話が纏まった所でトントンが男の身ぐるみを剥がし纏うと顔を覆う仮面を付け会場へと向かうと各自が己の場所へと動き始めた
トントンが周囲の人の流れを見てホールの様な会場に入るとそこには集まった客達がワイングラスを片手に和気あいあいと商品リストを眺めていた。キッショ…と内心吐き捨てながら空いたテーブルへ向かうと
mb「レディース＆ジェントルメンッ！！」
tn「！」
mb「今宵は御多忙の中沢山の方々にお集まり頂き恐悦至極に存じます」
どうぞ存分にお楽しみ下さい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
