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大先生からの情報を受け取った彼等は合流すると元闇市の跡地へと動き始めた。その頃、とある島の観光地では
mb｢ッ...た、たす...け...ッ｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ
｢...｣
mb｢ッそ、ソイツに脅さ、れてッ...仕方なくッ！！｣
｢どうでもいい｣
元々は白を基調に南国風のインテリアで統一された部屋は飛び散った鮮血と臓腑で汚れ見る影もない。リビングの中央に落ちている女と思われる身体には頭が無く、その切り口から流れる赤が美しい刺繍の入ったカーペットを染めていくのを放置して壁に縋る男に1歩、また1歩と近づく
どんだけ男が助けを呼ぼうが人が来る事はない
何故ならそういう部屋だからだ
mb｢ﾋッ...く、くるな゛ｱﾞｱﾞｱﾞ!!誰かｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！｣
｢煩い｣
密会用の防音仕様の壁を殴りながら泣き喚く男に眉を顰めたAは一気に距離を詰め、その声帯と頚椎を切り飛ばした
壁一面に鮮血を撒き散らしながら崩れ落ちる身体と落ちた頭を見下ろし愛刀を汚した血肉を振り落とすと左手に掴んだブロンドの髪と一緒に男のソレを掴みコピーしたカードキーでその部屋を後にした
残ったのは鉄の臭いと鮮烈な赤
Aが足早に帰りの船に乗り込み出港した頃、夕食のルームサービスで訪れたスタッフが開けっ放しの部屋に疑問を抱き、その鉄の扉を引き
地獄の様な光景に絶叫がホテルに響いた
船が到着するのは次の日の朝。来たる時の為にAは殺意を愛刀の刃に乗せるように丁寧に研ぎ始めたのであった
その頃、トントン、チーノと合流したコネシマ達は明日の為に近くの森に野営をして備えていた。もしもの為に見張りを立てて警戒していると、
zm｢！...｣ﾁｬｷ
rb｢ゾム？｣
zm｢...誰や｣
??｢そんなに警戒しないでよ｣
先の見えない夜闇を見つめていたゾムが徐にナイフを引き抜き構えるのを見てロボロが声をかけるがゾムは視線を少しも揺らす事無く視線の先に居るナニカに問い掛け、数秒後に帰ってきた声にロボロも弓を引いた
ギラつくペリドットとマゼンダの眼光をものともせずに闇の中から姿を見せたのは細身の男性
警戒を解かずに構える2人に男はポリポリと頭を掻き
??｢う〜んAの知り合いって言えば下ろしてくれる？｣
zm｢！？...Aの？｣
rb｢アンタの名前は｣ｷﾁｷﾁ
まさかの名前に見開くゾムの横で更に弦を引いて問うロボロに男は黒の蝶ネクタイを軽く直して口を開いた
pkt｢初めまして俺の名前はぴくと。巷では“ゴースト”とか呼ばれる情報屋です｣
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霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
