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始祖であるショッピが思い当たる妖精の名を零す
ケット・シー。ソレは猫の妖精の総称であり多くの伝承を持っているのだとか
元々黒猫はある一定地域を除いて幸運の象徴と呼ばれる事がある生き物である。店のBarも繁盛しているようだったしマスターの人柄もあるだろうが少なからず影響しているのかもしれない。しかし問題はそこではない
zm｢猫だけや無くてマスターも連れてったんは何でや？｣
rb｢ん〜...もしかしたら動物憑やったんかもなマスター｣
kn｢動物憑？｣
sk｢聞いた事ある。確か東の国では先祖が呪われるとソレは末代まで続くとか｣
sh｢え、怖｣ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
まぁ、マスターと黒猫の様子を見れば呪われているというより護られているの方が正しいとは思うが
zm｢可能性的には1番有り得るな｣
kn｢なんにせよ早う返さんと多分来るで｣
pi｢ﾋｪｯ｣
sk｢？｣
Aを知らないシャークんが首を傾げているが我々としては重大事項なのだ。再三言うが彼女は身内に対して過剰な程に過保護である
国の1つや2つ程度なら簡単に滅ぼせる位には←
zm｢と、兎に角探さんと！｣
rb｢せやな｣
sk｢nakamuはアレで結構タフなんできっと大丈夫ッス｣
kn｢確かマギアは精霊降ろしやったっけな｣
sh｢なんか似てるな｣
pi｢確かに...｣
話が纏まった所で日の高い内は周囲を巡回していたが、結局なんの手がかりも掴めず1度現場組と合流する為に動き出したショッピ達であった
その時とある場所では、
na｢クソッ...｣ｷﾞﾘｯ
??｢まだそんな口がきけたかw｣
??｢もう殺してしまえばいいのでは？｣
??｢そうしたいが既に買い手が見つかっている。舌噛まない様にして檻に放り込んどけ｣
そう言って去っていく男を地面に這いつくばりながら睨みつけていたnakamuは後ろ手に縛られた拘束具を外そうと試みるもビクともしないソレに歯噛みする
そんな抵抗を鼻で嗤いながら首に嵌められた金属の首輪に付いた鎖を力任せに引かれ摺られる
na｢グッ...はな、せ...｣
??｢俺達に喧嘩を売ったのが運の尽きだな小僧｣
そのまま1番奥の檻に入れられ鎖を固定されれば檻に縋る事も出来ず藻掻く事しか出来ない。そんなnakamuの口に自死防止の器具を無理やり填め侮蔑した目で見下ろしてから男は去っていった
呻き声が檻の中に零れる中、
??｢あの...大丈夫ですか？｣
na｢！...ん゛？｣
隣の檻から聴こえた声に視線を向ければそこに居たのは猫が入った檻を抱えながら心配そうな顔を向ける1人の男性
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霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
