【第92章】蛤鷸 ページ1
背中と胸部のターゲットを同時に斬り捨てたゾムが嗤いながら距離を取ると、
zm｢コレでひとらんとトラゾーさんは脱落やなw｣
ht｢…チッ、ゾム覚えとけよ｣
tr｢すまないひとらんさん、｣
sh｢捕ったもん勝ちやわw｣
シャオロンを弾き飛ばす様に押し退け納刀したひとらんは一目で分かるほどに爆ギレしていた。負けず嫌いも要因だがそれ以外に心当たりのある2人は内心冷や汗をかきながらも煽り言葉を去り際に残し先程離脱したトントン、クロノアペアを探しに森の中を走り始めた
現時刻で脱落したのはグルッペン、らっだぁ、 ひとらん、トラゾー。そして別の場所でぶつかっていた
em｢火華ッ！｣
rb｢ッ？！危ッ｣
ru｢まさかそこ3人だったなんてね｣
ci｢お陰で人生初めて両手拘束されとるわ｣溜息
pi｢チーノはテレポ要因やからな｣
会話通りロボロとレウクラウドのペアか撤退した先に突如現れた我々国新人組と呼ばれる3人。チーノを中心に右側にショッピ、左側にエーミールが繋がれた状態で先手必勝と弾ける火華を放ったを何とか避けると戦闘体制をとる2人
人が多い分動きにくいと最初は思ったがこの3人、変に仲が良く動きが良い
ru｢俺と“火”でぶつかるつもり？｣ﾎﾞｫｯ
em｢おてわらやかにお願いします｣ﾆｺ
rb｢チーノは移動専門か、｣
pi｢さぁ？｣ﾁｬｷ
ci｢どうですかね？｣ﾆﾀ
見えない火花がエーミールとレウクラウドの間で弾ける
その様子を横目に冷静に勝ち筋を探すロボロの呟きに危ない笑みを浮かべる後輩ペアに左手が使えない事を酷く悔やんだロボロはナイフを構えた
睨み合うこと数秒、小さく枯葉が鳴った瞬間にほぼ同時に己のマギアを発動したエーミールとレウクラウドの炎がぶつかり合い周囲が灼熱と変わると
rb｢ッ熱、｣
ru｢！？ロボロさんッ｣
温感40度を軽く上回る熱にロボロが顔を袖で守る様に抑えるとその声にレウクラウドが慌てて威力を落としたその時、
ci｢背中がら空きやでw｣ﾍﾞﾘｯ
rb.ru｢！？｣
pi｢コッチもな｣ｽﾊﾟｯ
2人の視線が切れたその一瞬を逃す事無くテレポートで急接近した3人はレウクラウドの背後のターゲットを破り、胸部のターゲットをペイント付きのナイフで斬り捨てた
em｢お見事です2人とも｣
ci｢エミさんの作戦のお陰やな！｣
pi｢あざっす｣ｺｸﾘ
rb｢クソッ…｣
ru｢テレポ厄介だなぁ｣ｶﾞｯｸｼ
見事な連携プレイで勝ち星をあげた最年少組は次のターゲット(というかショッピ的にはチワワ)を探しにその場を離れた
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霧幻(プロフ) - LUさん» コメントありがとうございます┏〇゛最後まで頑張ります！ (9月20日 7時) (
レス) @page37 id: 495a1b59b2 (このIDを非表示/違反報告)
LU - わ〜！！！滅茶苦茶好きです……！！knさんとの絡みが特に好きです……！！一気読みしちゃいました……！！応援してます‼️お身体に気を付けて頑張ってください〜〜✊ (9月18日 21時) (レス) @page38 id: cc01457125 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧幻 | 作成日時：2023年7月15日 16時
