QuizKnock大学の姫 (ページ5)

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組み分けページ5

「国際通りチームは、須貝、山本、のえりん、砂川で、美ら海水族館グループが、川上、Aちゃん、水上、すん、俺で、熱帯ドリームセンターチームが伊沢、ゆきりぬ、わが、鶴崎で、識名園チームがこうちゃん、河村、キム、光ちゃんです」

　俺は組み分けを満足げに読み上げる。この組み分けを考えたのは俺。つまり俺が好きなように組ませられる。だから俺は自分と同じ組にAちゃんを入れた。セコいかもしれないが、どうしても、Aちゃんと同じグループになりたかったんや。

　Aちゃんと別の男が関わっているのを想像すると、嫉妬してしまう。俺はAちゃんが大好きなんや。

伊沢「異色の組み合わせ！」
　おい拓司、今カメラ回っとらんぞ。何だそのYouTuberテンションは。

こうちゃん「え、これはなおさんずるいでしょ」
A「え？どうしてですか？」

　こうちゃん、いち早く気付いた模様。そして自分の可愛さを自覚せずに、なぜ俺がずるいのかがわかっていないAちゃんは可愛い。

　コメント欄でも散々可愛い可愛い言われてるんだし、そろそろ自分の可愛さに気付いてもおかしくないと思う。

伊沢「確かに。これはずるい」
山本「僕も水族館グループがよかったです・・・」
はなお「お前ら騒がしいわ！はよ次の撮影行くぞ！グループごとにカメラ渡すからグループに分かれて」

　Aちゃんと同じグループになれなかった男子たちは渋々グループに分かれ、川上、水上、すんは満足げにAちゃんの近くに並ぶ。すんのドヤ顔はちょっとムカつく。