15話 ？？？side ページ16
？？？side
薄暗い広い部屋の中、白い軍服の様なものを来た女性が、携帯を耳に当てて窓から夜の街を見下ろしている。
「そうですか……そんな事があったのですね」
携帯越しに何か言うと、携帯から男の声が聞こえた。
『その様子だと、君も知らない様だな』
「はい……残念ながら」
『いや良いんだ。知らなくても仕方ない。それに君も色々と忙しいんだろ？ 』
「えぇ、まだ仕事が山積みです。あの人型魔隆の事もありますからね」
『……異界の扉は見つかったのか？』
「はい、ですが……異界の扉の側に礼の物が見つかりました。恐らく今回の魔隆も、『あの者達』が呼び出した魔隆に違いありません」
『……そうか……』
「貴方方もこの街に来たと言うことは……あの事を伝えられてきたから、ですよね？ 」
『察しがいいな……とにかく、迷惑をかける様だが、これは信頼できる君と『君の子』にしか頼めない事なんだ』
「任せてください。かつての恩師である貴方達からの頼みなんです、断りはしませんよ。それに、本人もそれをやりたがってる様なので」
『ならよかった……では、後は頼むぞ。俺達もいつ襲われるかわからないからな。それじゃあな』
携帯から男の声はしなくなり、白の軍服の女は携帯を持った手を下げ、真剣な表情でこちらを振り向いた。
「今の話を聞いたな？ 今回の魔隆はリクトル察知能力がどの魔隆からしても高いものだ。本来ならランクの高いブレイダーチームに頼むべき事、A級とは言え単独であるお前が担当することでなないのだが……」
もう私の答えは決まっている、これは私がやらなくちゃいけないものだから。
「わかってる……いや、わかっています。でもやらせてください。必ず任務を完璧に遂行します」
もうこれ以上……失わないためにも。
「そうか、では頼んだぞ
____月見」
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赤猫(プロフ) - くろーさぎさん» はい、ありがとうございます！これからも頑張ってきます！ (2019年7月24日 7時) (
レス) id: 4f3a6e4e78 (このIDを非表示/違反報告)
くろーさぎ(プロフ) - 失礼致します！とても面白いです！！個人的に木下さんが好きです……�兇盍萃イ辰堂爾気ぁ� (2019年7月24日 7時) (レス) id: 472ca3e356 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫(プロフ) - riiuさん» いいですよ！ぜひぜひ作ってください！ (2019年6月17日 20時) (レス) id: 4f3a6e4e78 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 真冬ちゃん本当すこ……あ、お願いがあるんですが…この作品のスピンオフ的な立ち位置でComitemという作品を作りたいのですが…よろしいですか？ (2019年6月17日 19時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
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