検索窓
今日:11 hit、昨日:6 hit、合計:5,370 hit

一章 物語の始まり ページ2



光が差して明るくなると、私は重い瞼を開けた。

あれ? 生きてる? そう思ったのも束の間、ベッドから起き上がると、、、
「はあああ!?」
私は宙に浮いたのだ。

状況を掴めず、あたふたしていると、


トントントン。


ノックとともに黒いスーツ姿の男性が入ってきた。
「うるさいなぁ。ほんまに。朝なんやけど、、、。」

なにこいつ。初対面で、。もしかして知り合い? いや、こんな礼儀の欠片もない人、
知らないよ、、、? 顔はイケメンなのに勿体ないな。

「んなぁ、声に出てるんやけど。」
「え!? あ、ごめんなさい。」
「まぁええわ。とりあえず、話したいことあるからそこに座って。」

彼を怒らせると怖そうだったから、私は大人しく彼に従うことにした。

「AA。お前の担当をすることになった永瀬廉。説明、長くなるんやけど
最後までよう聞いといてな。」

"永瀬廉"
そう名乗る彼は、案外優しかった。特に私に配慮をしてくれていたのか、
『死』に関することは小さい子供に話すように話してくれた。

そんな廉に感心しながら話をきいていると、いきなり廉が真剣な顔をして私に聞いてきた。



__________「最後にやり残したことはありますか?」 と。

・→←プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.3/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mさん。 | 作成日時:2021年11月26日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。