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「問題、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」



『ええ・・・』



「こういう感じになってるんだ」



「自分のしか知らないからね」



『え、じゃあみなさんは


なんの料理ができるかはわからないってことですか？』



「そうですね」



「知ってるの川上だけでしょ」



「まあ僕が考えたんでね」



『ちなみにその料理は、どこが発祥なんですか？』



「もう諦めて、料理から推測しに行こうとしとる！」



「僕はなにも言いませーん」



『幼馴染権限を使って・・・』



「そんな権限はありません」





みんなと笑い合いながら


なんとか動画撮影は進んでいった





―――――――――――――――――――





『ええ、これで料理できるんかな・・・』



「ちなみに書き換えることができないように


Aちゃんには紙とペンで回答をしてもらってます」



『なんの料理かは分かったんですけど


川上さんならもっと捻ってきそうなんですよね・・・』





とりあえず、食材を書き終え


近くのスーパーに向かい


フェイクであろう食材も買って


オフィスに戻った





「全国のAちゃんファンへ


Aちゃんがお嫁さんになって料理をしてくれる


疑似体験ができます」



『伊沢さん、ふざけないでくださいー』



「俺はいつだって本気だよ」



『はあ、何言ってんだか」





てきぱきと料理をしませて


みんなが待つ机まで運ぶ





『どうぞ、召し上がれ』



「美味しそう！」



「いただきまーす！」



「うっま」



「それじゃあ、神宮寺さん


フリップに答えをお書きください」



『はい、書けました』



「答えは・・・？」



『私が答えだと思って作ったのは


クラムチャウダーです』





みんなが緊張した面持ちで


拓朗の方を見る





「正解です！」



『やったー！』



「実は、闇鍋クイズのほうもほとんど正解でした」



『何個か足らないのあったんですよね


フェイクは全部わかったのに』



「フェイクは好きなのでいいよって言ったら


伊沢さんまたアネクメーネ出すから」



「Aちゃんがアネクメーネ分かったの驚き」



『前の動画見てたからですよ』



「ちなみに、クラムチャウダーだと分かったポイントは？」



『あさりですね


あさりが分かった時に、二枚貝使う料理で


拓朗が知ってるのって多分クラムチャウダーかなって思ったんです』



「幼馴染強い」






動画撮るとこ書きたかった by作者

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