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『あー、可愛いな』
腕時計と共につけられたブレスレットを見つめながら
昨日のことを思い出す
いきなりのプレゼントに驚いたけど
本当に嬉しくて、今日も着けてきている
「こんにちはー」
『あ、こうちゃんさん
こんにちは』
「Aちゃん、早いね
って、こうちゃんさんって何」
『え、なんかこうちゃんって呼ぶのは
気が引けちゃって・・・』
笑いながら「こうちゃんでいいよ」と言うこうちゃん・・・さん
まあ確かに敬称が２つついてるってことになるもんな
『こうちゃん・・・って』
「言いにくそうだね、どうしたの」
『一番年が近いのに
すごく大人びて見えますね』
「そう？
Aちゃんが子どもなだけじゃない？」
『子どもじゃないですー！』
ごめんごめんと笑いながら謝るこうちゃん
謝る気ないなーこの人
そうしていると集合時間２０分前にも関わらず
山本さんが入ってきた
ん？って考えたらこうちゃん来るの早くない？
「こんにちはー」
『山本さん、こんにちは』
「Aちゃん、何か作ってくれるの？」
私がエプロンをつけてキッチンに立っていたから
そう思うのも無理ないだろう
『はい、みなさんお酒飲むでしょうし
おつまみでも作ろうかと思って』
「手伝うよ」
『いいんですよ、休んでて』
「いいからいいから」
――――――――――――――――――
山本さんは私の隣に立って
お手伝いをしてくれた
「なんか、Aちゃんお嫁さんみたい」
『ほんとですか？
お嫁さんになれますかねー』
「僕のお嫁さんに来てくれてもいいよ？」
山本さんはにこにこしながら私の顔を覗き込んできた
本心から言っているのか
私をからかっているだけなのか
『冗談言ってないで、危ないですよー』
「冗談じゃないのになー・・・
あれ、そのブレスレット可愛いね、いつも着けてた？」
『ああ、これは伊沢さんにもらったんです』
「伊沢さんに・・・？
じゃあそのネックレスは？」
『これはずっと前に、拓朗から』
「へー、そうなんだ」
山本さんは一瞬暗い顔をしたかと思うと
すぐにまたいつもの笑顔に戻った
なんだったんだろう
『山本さん、どうかし・・・』
山本さんに聞こうと思った時
扉が開く音が聞こえた
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Lily(プロフ) - 泡姫さん» ありがとうございます！何度もコメントしてくださり、最後まで読んでくださって本当に嬉しかったです！本当にありがとうございました！ (2019年1月18日 21時) (
レス) id: 75dd804998 (このIDを非表示/違反報告)
泡姫 - もう本当素敵すぎます！ありがとうございます。 (2019年1月17日 22時) (レス) id: c29d185bf6 (このIDを非表示/違反報告)
燐音(プロフ) - 泡姫さん» またコメントありがとうございます！川上さん人気ですね、参考になります！ありがとうございます！！ (2019年1月17日 7時) (レス) id: ce053a5c30 (このIDを非表示/違反報告)
燐音(プロフ) - kinsakiさん» コメントありがとうございます！なるほど、参考になります！ありがとうございます！！ (2019年1月17日 7時) (レス) id: ce053a5c30 (このIDを非表示/違反報告)
泡姫 - 私も川上さん落ちがいいです！ (2019年1月16日 22時) (レス) id: c29d185bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：燐音 | 作成日時：2019年1月10日 1時
