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🐧「……小さいことなの。明日の予定が忙しいとか、今日したいことができなかったとか、そんなのがいっぱい積み重なると苦しくなるの」
🦊「……うん、」
🐧「何もしたくなくなって、そんな自分が嫌になる、みんなはそんなことを思っても頑張れるのに私は頑張れない、息をするのが辛いの」
🐣「A……」
🐧「……それだけ、それだけなんだけど、……たまにそれが爆発しちゃう。自分を傷付けないと気が済まないの、ごめんなさい。」
そこまで話して項垂れたようにため息をつく彼女。そんな彼女を守りたかったのに何もできなかった自分の無力さを恨む。
🐰「チャギヤ、話してくれて嬉しいよ」
🐧「……ごめんね、こんな小さいことで悩んでて馬鹿らしいよね」
🐰「ヤー、そんなことを考えてると思う？俺ほどAのことを愛して大切にしたいと思ってる男はいないよ〜」
🦊「確かにリノヒョンには負けますねㅎㅎ」
🐰「Aがそうやって泣いてくれるとオッパは安心するんだよ〜。いつも我慢して頑張ってるの知ってるから、溜め込まないでオッパに相談してほしいんだけど？」
🐧「……ほんと？」
いつもみたくおちゃらけて彼女に笑って見せると少しだけ口角を緩めてくれたAがこちらをじっと見つめる。まだ目の縁が赤い、かわいそうに。
🐰「彼氏を頼るのがチャギヤの役目でしょ。大人しく甘やかされてよ〜オッパの仕事を奪うの？」
🐣「ㅋㅋㅋAヤ〜ヒョンの言う通りだよㅎㅎあのリノヒョンがこんな甘やかせる女の子なんかAしかいないんだから」
🐰「ヨンボガ、あのリノヒョンってどういう意味？」
🐣「だってリノヒョン、stayのこと甘やかさないじゃんㅎㅎ」
🐰「あぁ……お前がヒョンジナとかチャンビナじゃなくてよかったな」
そんなヨンボクとのやりとりを見て次第にくすくすと笑い出すA。涙の跡が残った頬が徐々に緩み始めているのを見て少し安心する。
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作者名：おいしいねむい | 作成日時：2023年6月25日 23時
