▽ ページ20
「あぁ、ジャンハオくんは私と同い年でしょ？気軽に話そうよ」
ZH「え、でもアイドルとしては大先輩ですし……」
「そんなこと言わないでよー！ね？」
ZH「……じゃあ、A……」
「何で照れてるのㅋㅋㅋㅋㅋ」
GY「ヤー！ハオヒョンばっかAさんと仲良くしないで！」
2人で談笑しているとギュビンくんが身体ごと私たちの間に割り込んでくる。
GY「ヌナ！Aヌナって呼んでいいですか？」
「もう呼んでるよねそれは」
GY「ほら！ユジナもちゃんとお願いしな」
そうしてギュビンくんに半ば無理やり押し出されるユジンくん。まるで兄弟みたいだ。
YJ「……Aさん、僕、ずっと憧れてて、それで……」
「うんうん！」
YJ「……ヌナって、呼んじゃだめですか、」
「……っ可愛い〜〜！」
イエナは数ヶ月しか年下じゃないし、実質同期だから弟ができたみたいですごく嬉しい。ぷるぷると震えているユジンくんと1人で騒いでるギュビンくん、そしてにこやかに微笑んでるハオをまとめて抱きしめる。
「弟ができたみたい！かわいい！」
ZH「ヤー、僕は同期でしょA」
「そうだったㅎユジナ、ヌナっていっぱい呼んで！」
YJ「！……っ、ぬな」
明らかに緊張していた顔がぱっと緩む。彼は私のことをロールモデルとして名をあげてくれていたからかより愛おしく感じてしまう。
「あ、連絡先交換しようよみんな」
GY「え！いいのヌナ〜！早くしよ〜！」
ZH「ギュビナ……もっと敬意を敬いなよ、先輩だよ」
「ㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋㅋ気にしないよㅎㅎ」
呆れたようにハオがギュビナを叱るが当の本人はなぜか嬉しそうだ。チャンビナに構ってもらったハニに似てるな、なんて思いながら彼らとカトクを交換して記念に写真を撮った。
「インスタにあげてもいい？」
ZH「もちろん！僕らもスタッフさんに確認してからあげるね」
「ネ〜、楽しみにしてるね」
YJ「あ、あの、ぬな、ぼく」
何か言いたげなユジナ。どうしたの？と声をかけようとしたその時、近くで聞き慣れた声がした。
🐰「A、何してんの」
「あ、オッパ！見て〜弟ができた！」
そうしてまるでサプライズをするかのように彼らを紹介する。順番に挨拶をしていく3人。挨拶が終わってからオッパが少し考えるそぶりを見せてから、私の方を向く。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 931人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おいしいねむい | 作成日時：2023年6月25日 23時
