紅一点うさぎ：２ (ページ11)

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🐰「だからA？少しでも嫌なことがあったらすぐオッパに言ってごらん。スケジュールも調整するし休みだって確保するし引きこもりたくなったらオッパとチャギヤだけの家を用意するよ、そこでオッパの顔で見て一生生活しようね」
🦊「はぁ……怖すぎるよヒョン」
🐣「なんて言うんだっけ、こういうの」
🐧「……얀데레(ヤンデレ)」
🐰「あぁ〜Aは物知りだねぇ可愛いし偉いよ、でもオッパは違うからね、그치(そうでしょ)?^ ^」
🐣「今の見たらstayが喜びそうだねㅋㅋㅋㅋㅋ」
　
　やっと活気が戻ってきた宿舎。Aの冷たかった手もぽかぽかしてきた。時計を見るともう遅い時間だ。腕の傷のことはまた明日チャニヒョンに相談しなきゃいけない。だけど今日だけはAを安心して寝かせたいから。

🐰「チャギヤ、今日はオッパと一緒に寝よう」
🐧「……いいの？」
🐰「当たり前でしょ〜、ほらお前らも寝な」
🦊「いちゃつかないでくださいねヒョン」
🐰「なに、お前も一緒に寝るか？ヒョンはAといちゃつくけど」
🦊「あぁー！もう寝ます！……ヌナ、良い夢見てね」
🐧「ふふ、ありがとうイエナ」
🐣「僕も寝るね、ヒョンも疲れてるだろうからゆっくり寝てください」
🐰「んー、おやすみ」

　2人の弟たちを見送ってから彼女の細い腕を引く。そして俺の部屋に一緒に入ってから、彼女を先にベッドの中に押し込んだ。