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自分の子供じみた行動にため息が出たら、さっきの奇麗な女の人が頭にちらつく。




ただ一言、やきもちを妬いたのだと素直に言えれば可愛いものなのに。





私は彼を困らせてばかりなのに、彼はそれを許す。





言葉にならない気持ちを誤魔化すようにアルコールを口に含む。




こうしてお酒に逃げることを彼は良しとしない。


だったら俺にぶつけてよ、と何の躊躇いもなく言う。
彼は優しい。




『あ〜もう、ドライヤーしてない。風邪引いちゃうでしょ?』




彼は決して自分勝手に私を諭さない。




彼を失いたくない私はしがみつくことしかできない。




優しい手が頭を撫でようとするから、ムキになって振り払った。


あの奇麗な人にしたことしないで。


『もう、どうしたの今日。』


首筋に鼻を寄せて息を吸い込む。前に彼がそうしたみたいに、唇を這わせ、跡をつける勇気はないから甘く噛みつく。


『くすぐったいから、やめて。』





拒まれるのは寂しいから聞こえないふり。




『先ドライヤーだけさせて、そしたら後で好きにしていいから。』




優しい彼はいつもすぐに白旗を上げてくれる。





____それでも私は、いつだって彼に勝てない。

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作者名:にゃお。 | 作成日時:2020年5月20日 23時

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