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私には小さい時から幼馴染がいた。
1人は不愛想で覇気のない人だけど本当に水泳が大好きで水がなかったらきっと死んじゃう人。
だって毎朝水着でお風呂に入っちゃうぐらいだよ。もう本当に重症なの。
もう一人はお父さんみたいでいつも私のことを笑顔で見届けてくれる人。
少しの変化に気づいてくれてなんでも相談聞いてくれる最高に優しい幼馴染!
真「A!Aってば!話聞いてた?」
『真琴ごめん全く聞いてなかったわ!』
遥「朝からぼーっとしすぎだろ」
『うわー、そんなことはるだけには言われたくなかった。てかはるの方が私よりもいつもぼーっとしているもんね』
遥「朝から騒がしい奴だな」
『うわー幼馴染にそんなこと言っちゃうんだ」
そう。この二人が私の大切な幼馴染。
小さい時からずーーと一緒にいる幼馴染なんだ。
2年生になった私たちは3人ともラッキーなことにたまたま同じクラスになることができた。
3人でお昼を食べようとしているときだった
「はるちゃん!まこちゃん!Aちゃん!」
ん?待てよこの呼び方をする人なんてまさかまさか!!
遥・真『渚‼!』
渚「三人とも久しぶり‼僕も岩鳶高校に入ったんだ」
私たちに声をかけてきたのは紛れもなく渚だった。
何も変わってないな〜。あいい変わらず渚は人懐っこくて可愛い。けどなんか男の子から男ってなった気がする。
久しぶりに出会えた懐かしい思いとのこうして会えたことは本当に嬉しかった。
でもどうしてだろう。
小学校の時いつも5人でいた。もう。忘れないといけないって思っていた彼の姿が少しだけ思い浮かんでしまった。
もう何年も会っていないのに。
きっと彼はもう覚えていないのだろう。
何よりも水泳をやめた私には会う権利さえないのだから。
渚「ねぇ!Aちゃん!聞いてた?今日あれを行こうよ」
scが取り壊されるからみんなで埋めたトロフィーを取りに行こうというものだった。
私は怖くて。思い出したくなくて。
『私は今日早く家に帰らないといけないから帰るね。ごめん』
私は自分に蓋を占めたんだ。
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りちゃ子(プロフ) - 月華姫さん» 完全にミスりました。ご指摘ありがとうございます (2021年10月4日 19時) (レス) id: 892b9bb437 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - 12話にて誤字報告、失礼します。「【神】も以前よりも伸びていて成長していた」【髪】です。連載此れからも応援しています(`・ω・´)bではまたっ♪ (2021年10月4日 8時) (レス) @page13 id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りちゃ子 | 作成日時:2021年9月30日 23時