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◇教えて  シルクロード ページ9

※友人設定








「だから、そうじゃないって…」


シルク「んなこと言ったって分かんねぇんだよ。」


教えろって言うから来たのにさ…


「ここまで出来ないとは思ってなかった…」


シルク「すごくね?w」


「うん…ある意味天才だわ…」


作ろうとしているのは簡単なカレーなのだが、とにかく危なっかしい。


一人暮らししてるんだから料理ぐらいできてよ…


ため息をつきつつ、シルクが野菜を切るのを見守る。


「…怖っ……手も危ないし…」


シルク「え?」


「見てるこっちがヒヤヒヤする…私がやろうか?」


シルク「大丈夫だってw」


そう言った矢先に包丁が斜めに入り、勢い良くまな板に。


ガンッと大きな音をたてる。


「…大丈夫じゃないから言ってんの。貸して。あとは私がやるから。」


シルクから包丁を取り上げて、私は残りの野菜を切り始める。


シルク「へえー、こうやって切るんだ。」


「…あのさ、見るのはいいんだけど…近くない?」


シルクは私の後ろに立ち、肩の辺りから手元を覗いている。


意識がそっちに行ってしまい、集中できない。


あまりにも距離が近いので、包丁を持っていない方の手の肘でシルクの腹部を押す。


シルクは「何?」と反応はするが、全く動こうとしない。


体幹凄いの知ってるけどさ…空気読んでよ。集中できないんだって。


仕方ないので、私はそのまま料理を続ける。


「…ていうか、なんで私なの?」


シルク「何が?」


「いや、料理教えるならもっきゅんの方が上手いじゃん。」


素朴な疑問を投げかけると、シルくは小さな声で言った。


シルク「…お前が良かったんだよ。」


「…え?」


シルク「何でもなーい。」


そう言ったシルクはその場を離れた。


振り向くと、シルクの頬が赤くなっていたように見えた。


私の顔も赤くなっていた気がしたが、それは多分本当なのだろう。


 

気付いて  モトキ→←「お帰りなさいませ、ご主人様」って言ってみた


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もちきなこ - るぅびっくきゅぅぶさん» ありがとうございます!嬉しいです! (2018年11月5日 16時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)
るぅびっくきゅぅぶ(プロフ) - 新しい話!私も動画みましたが最っ高でした!あとの話で夢主ちゃん出てくるの最高ですね! (2018年11月4日 22時) (レス) id: 32ef8d3bc4 (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - 誰かさんさん» 了解です!色々とすみません!ありがとうございました! (2018年10月3日 17時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)
誰かさん - それなら動画に合わせましょ! (2018年10月2日 21時) (レス) id: 8e8bb61906 (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - 誰かさんさん» 確認したのですが、動画ではオタクロードとなっていました。どちらがいいんですかね…?(どうでもよかったらすみません…) (2018年9月30日 18時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちきなこ | 作成日時:2018年9月2日 14時

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