【ONE PIECE】目付きの悪い黒髪そばかす少年と、そんな彼が苦手な人見知り少女。

£４．エースを追う ページ6

＊次の日



「……ん」



窓から漏れる日の光


「…ルフィ。朝だよ」

「んー…まだ眠ィ…」

「…じゃあ、私エースさん追い掛けないよ」

「それは駄目!!」


「起きた起きた」




今が何時か知らない

だけど起きた方がいい気がした




「…おはようございます」


ダダンさんの所へ行く



「Aか。おはよう」


「飯!!」


余程お腹が空いているのか涎をたらしながら言う


「無い」



「「え？」」

「だから無い
あと、今日は洗濯、掃除、皿洗いをしてもらおうか

エースが材料とってきてくれる間に」


開け放たれた扉の向こうには、鉄パイプを持ったエースさんが歩いていた


「エース!!」


「…やっぱ追いかけるのか」


エースさんを追って走るルフィ

それを追って走る私



「待てコラ!!((怒」



ダダンさんの怒声を背に私達は森へと一歩を踏み出した



＊


「エース!!なぁエース!!」

「…」


「無視すんなエース!!」

「いや、そんなに友達なりたいの…」

「なりてェ!!」


「……そ」



ずっとこの会話の繰り返し



ルフィはエースさんに呼び掛けるも無視され

私はルフィに質問しても同じ答えしか来ない




「「うわあ!!」」


２人して同じ所で転ける



大きな声が出たから、エースさんにも聞こえたようで、エースさんは振り向き、


「……ださ」



と小さく言った



「……酷」


「いいもん

私達子供だもん

どうせダサいもん」


転けた状態のまま、開き直る私



立ち上がり、服についた砂を払う



「続けるぞ!!」

「諦めを知らないね!!←」


エースさんは呆れたように私達を睨み、歩きだした


＊


「……いい加減にしろお前ら!!」

「だって俺エースと友達なりてェもん!!」
「私ルフィの付き添いだもん!!←」



谷に近い所でエースさんに怒鳴られる



「ウザイんだよ!!」



「すいません…」



「「打たれ弱ッ!!←」」


「兎に角!!ついて来んな!!」

「嫌d((「うっせー!!」ぐっ!!」



エースさんに思いっきり蹴られ、谷に落ちるルフィ


「え、ルフィ!？」


手を伸ばしてルフィの手を掴む



「助かったA!!」

「私がピンチ!!←」


「……((ﾁｯ」



後ろで舌打ちが聞こえた



背中に軽い衝撃が加わった



「…え」

「うわ!？」

「どっちも落ちちまえ」



エースさんに背中を蹴られた




「「うわぁあ!!」」




仲良く谷に落ちました☆←

£５．理解出来る日→←£３．何かあったら

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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