【ONE PIECE】目付きの悪い黒髪そばかす少年と、そんな彼が苦手な人見知り少女。

£３１．未来の海賊王 ページ33

「……そういやァさ、この前倒した虎、食ったっけ？」

「食ったんじゃね？多分まだ残ってんだろ」


「意外と旨かった!!もっと不味いかと思ってたぜ!!」



今話しているのは、少し前のこと……









＊


「……あれと戦うの？」



「もう決めた!!俺達３人で主を倒す!!」

「ワクワクすんなァ〜!!」




目の前にここら辺の主……大虎が居る



エース達は、これと戦うらしい……





「A、危ないから下がってろ
心配すんな。俺は負けねェからなァ!!」




「……うん」




渋々、離れた木陰に隠れる





エース達は強い


でも、大虎も強い






怪我したらどうしよう…





『心配すんな。俺は負けねェからなァ!!』




「……((ｸｽｯ」





先程のエースの笑顔が、脳内に浮かぶ


まるで、『過保護なんだよ、Aは』と笑っているよう





「心配すんな、か…」





エースらしいや(笑)

でも、心配しちゃうよ



目を閉じて、笑う





怪我したら、一緒に外出れないもんね




「……呆気ないな!!」

「虎肉、旨いかな!？」

「ルフィはいつも食いもんの話だよな」




声がして、その方向を見ると、大虎は倒れていた




「…あ!!Aー!!もう来ていいぞー!!」

「もう!？」



エースに呼ばれ、小走りに向かうと、鉄パイプで大虎の頭を叩くサボが、





「今夜は虎肉か…」




と笑った






「いくら食っても減らねェな!!」



「すぐ倒せたね……」

「意外に弱かったなー」



私が呟くと、エースは不満気に腕組みをした





「……怪我してなくて、良かった」

「こんなんで怪我してらんねェよ」


「そうだぞ!!俺達は海賊王になるんだ!!」

「いや、３人も居たらおかしいだろ」




ルフィの発言に、サボが然り気無くツッこむ





「じゃあ代表して俺が」

「Σふざけんなァ!!」

「俺がなるんだ!!」


「んだと!？」




「やめてよー？」





エースがドヤ顔で言うと、サボ、ルフィの順に怒る


それに今度はエースが怒るけど、私が言うとエースは私に





「なんだ、Aは俺に海賊王になってほしくないのか？」





と聞いてきた






「そんなんじゃ…ないけど…


なるかどうかなんて本人の努力次第じゃない!!」



「「「そうです」」」







「だから、皆頑張ってね♪」






「俺がなってやらァAの為に←)!!」

「俺だって負けらんねェ!!」

「俺もだぜ!!」


＊



っていうことがあった訳です

£３２．海賊王の子供→←£３０．海賊貯金の為

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

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