【刀剣乱舞】月と狐 (ページ5)

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この気持ちは？ページ5

またしても奴にやられた。

むう、覚えておれぇ。

「三日月、今日は何をするのじゃ？」

「特に…決め手はおらんが、そうだな、短刀たちとかくれんぼをしようか。」

「ほう、それは面白そうだな！」

「え、お主は無理ではないか？」

「む、なぜだ。仲間はずれはいかんぞ。」

「おぬし、体がでかいからな」

「⁉なんだと」

「小狐丸なのに…大きいって…www」

「おい、三日月‼それはゆわん約束だ！」

「はっはっは、良きかなよきかな。」

「良くない！」

「ああ、そうだ狐」

「なんだ？」

「今日の朝餉は油揚げがあると聞いたぞ？」

「本当か⁉むふふ油揚げ～♪油揚げ～♪」

「ふふふ、おぬしは本当、…」

「あっぶらっあげ～♪」

(まぁ、絶対ゆわんがな。)

「はっ主様！この小狐丸、主様の役に立てるよう精進するぞ！」

「おい、そんなこと言っても余分にはあげないよ…全く。」

む、主様にそんなにしっぽを振るな…っておい！どうしたおれ…！

(このモヤモヤはなんなんだ…？)

くそっ！さっさと食べてしまおう！

「おい狐！行くぞ！」

「わかったわかった、今行く。何をそんなに怒っておるのじゃ？」

「怒ってない。」

この時主様がニヤニヤしていたことなど、おれは気づくはずもなかった。