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「高校の頃の廉の彼女だよね?」
私が、廉くんの...彼女?
『勘違いじゃないかな...?』
「でも確か一つ年上で紫耀と同じ高校通ってて、」
「紫耀と仲良くて俺も確か何回か会った気がするけど、、」
『...嘘』
「おい」
「お前なに話てんだよ」
紫耀が明らかにキレてる目でこっちを見下ろす。
「もしかして、タブーな話...?」
無言の中、私の頭にまた廉くんとの記憶?がよぎった。
今度は前より鮮明に。
雨の中、私は一人で傘も、もたずにずぶ濡れで泣きながら歩いて
顔をあげれば廉くんが私を温めるようにして抱きしめて。
それと同時にさっきの廉くんの温もりを思い出す。
『...っ痛』
記憶を割るように頭痛が襲う。
『はぁ...っ...』
呼吸困難が続いて。
これって発作...?
でもお酒は飲んでないはず。
「どうした?」
「A??」
「大丈夫か?」
紫耀の大きな手が私の体を包んで
勇太くんの声と紫耀の声が混じって騒いでるのがわかる。
私は言葉も認識できずに、
そのまま意識が朦朧として、次第に途絶えていった。
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さくら(プロフ) - かれんさん» コメントありがとうございます!とても嬉しいです。。これからもよろしくお願いします! (2018年3月8日 21時) (レス) id: 34df962363 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - とても面白いです。これからどうなるのか楽しみにしてます。頑張ってください。 (2018年3月8日 14時) (レス) id: 4370aec47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さくら | 作成日時:2018年3月8日 13時