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「楽しそうになに話してるんー？」
後から聞こえる声。
恐る恐る振り返ると笑顔なのに笑ってない顔で歩いてくる紫耀の姿。
今だけは会いたくなかった。
「なぁ廉ー？」
「あんまAに近づかないでくれる？」
「いまさらなんだよ笑わせんな」
「そんなん無理やろ」
「はぁ？」
紫耀が廉くんを睨みつけて、それに対して廉くんも睨み返す。
嫌な空気が私達を包んで、私はここから抜け出したくて仕方なかった。
「だって俺の担当看護師がAさんな限り近づくなって無理やろ？」
「ほんとなんでおまえなんだよ」
「言ったやん」
「Aさんは"優秀"だって」
「.....だから」
『紫耀！もういいでしょ！』
『大丈夫だよ。紫耀のこと裏切らないし...』
「ごめん。」
『もう！私には謝んなくていーのー！』
『ほらもう時間だからいこいこ！』
「そうやな」
嫌な空気は変わらないけどとAえず終わったから安心した。
昨日紫耀に廉くんのこと嫌いなの？なんて聞かなくてもいまの会話で仲が良くないのは嫌でも伝わってくる。
昔は.....昔は廉くんと紫耀はちがったのに。
先輩と後輩に見えないほど仲良くて紫耀が羨ましかった。
それほど仲が良かったのに。
なんで変わっちゃったのかな。
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さくら(プロフ) - かれんさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。。これからもよろしくお願いします！ (2018年3月8日 21時) (
レス) id: 34df962363 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - とても面白いです。これからどうなるのか楽しみにしてます。頑張ってください。 (2018年3月8日 14時) (レス) id: 4370aec47d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2018年3月8日 13時
