A story ページ2
Aside
｢……やっぱ最高だなあ｣
部屋の片隅で寝転がり手にした漫画を読みながら思わず口に出してしまう。
そう、私は大の約ネバ好きなのだ。
寝返りを打ちながら漫画の頁を捲っていく。
────ふと、漫画が宙に浮いた。
驚きの声を漏らすも漫画が浮いているという恐怖より好奇心の方が勝っていた為手を伸ばすと漫画に吸い込まれていった。
その頁には全面を使ったレイの笑った顔が載っていた。
意識が、呑まれていく。
水の中に居るような、そんなふわふわとした感覚。
あのレイの笑った顔が頭から離れない。
声を出そうとしても出ない。
思わず喉を押さえようとするが体が思うように動かなくなり、不可能となった。
──視界が真っ暗になる。目が開かない。
何処からか美しい歌声が聴こえる。
暖かい、でも少し哀愁も漂う歌声。
私にはこの歌声に聞き覚えがあった。
思い浮かんだのは──GFハウスのママである、イザベラ。
ゾクリと身が震えるような感覚がした。
1つの考えが思い浮かんできた。
検証の為体を少し揺らしてみる。
すると歌声は止み、優しく優しく私を撫でるような、腹の子を撫でるような振動が伝わる。
──────まさか。
ため息が聞こえた。
そしてまた歌声が聞こえ始める。
聞こえると言っても、少しぼやけた感じの歌声だ。
水が邪魔をしているんだろう。
早くここから、出たい。
ママのお腹の中から。
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ユリ - １です。更新がんばってください！ (2022年1月4日 16時) (
レス) @page1 id: fb62d32942 (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - 頑張って!! (2020年1月14日 1時) (レス) id: 9939f8d8a7 (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - え、、、、、神なんだけど、、続きめっっっっちゃきになる更新頑張って下さい！応援しています！！！！ (2019年9月17日 20時) (レス) id: b7165f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湯96_yukuro_ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年6月4日 21時
