検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:9,981 hit

5 ページ6

須貝さんの作ってくれた料理は、



どれもおいしくて。




『須貝さん、



これも、おいしすぎます』




『いい食べっぷりで、



作りがいあるわ』




このごはんを、毎日食べさせてもらえるなんて。



それだけで、



どんなにつらくても頑張れそうな気がした。








踏み込んだ話はそこまでしなかったが。



たわいもない話が、



楽しかった。




須貝さんはひとつ上で、



敬語いらんよ、と言われたが。



なんとなく、敬語は取れなかった。




須貝さんは、



どうして、ここにいるのかな。



………いつか、聞いてみたいな。






『今週末から、お客様が来るから。



あと2日。



ゆるりと準備しようや。』



すっと出された右手。



『これからよろしくな、A。』



節張った大きな手は。



とても、あたたかかった。

6→←4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , qk , 9k   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:345 | 作成日時:2022年10月29日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。