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side:fkr
すこし、近寄りがたくて。
男子と話しているところはあまり見なかった。
ただ、俺の友達は何人か。
Aを狙っていたのは、間違いない。
(なんなら、同じ学科じゃない友達すら、
Aと繋がろうとしてる。)
---
友達にAの紹介を頼まれたとき。
はじめて、連絡を取った。
とにかく、感じがよかったのを覚えている。
(………性格知ったら、完全に落ちるな。)
そして、俺は。
そのあと。
彼女と別れた時、なぜか。
Aに連絡をしていたのだった。
---
俺は急に彼女に振られて。
誰かに、自分を肯定して欲しかったんだと思う。
1時間くらい、電話で話したい、と伝えた。
想像していた通り、
Aはめちゃくちゃに優しかった。
そのあとも、定期的に連絡を取って。
俺の精神安定剤だったのは、間違いない。
………彼女と、寄りを戻すまでは。
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作者名:345 | 作成日時:2022年10月29日 19時