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15（side:you） ページ15
私は、困っていた。
まさか、先輩からSNSを通じて連絡が来るなんて。
『久しぶり。
出張で東京にいるんだ。
よかったら夜ごはんでも一緒にどうかな。』
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須貝くんに、このことを言うべき、か。
いやいや。
須貝くんとはお付き合いしているわけじゃない。
(もちろん、大好きだけれど)
変に嫉妬してもらおうとしてるみたいで、
あざとい、よね。
須貝くんが同じ状況になったときに、
わたしはそれを強いる？
いや、しない。
わたしは先輩と会わなかったんだから、
とか、、言いたくない。
自惚れるな、自分。
なんなら、先輩に恋愛相談乗ってもらおう。
わたしは、先輩に承諾の連絡をした。
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作者名：345 | 作成日時：2022年9月21日 0時
