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迷路を走っているような、気分だった。
ずっと繋いでいた手を、
惜しいが離した。
Aは肩で息をしている。
『……俺さあ、
なに、みてたんだろ。
あいつが、彼氏かどうかなんて、
どうでもよくて。
どうしようもなく、
俺は、Aが気になってる。
…すきだ、』
すらすらと、言葉が出た。
……いやまて、順序がおかしい。
ちゃんと彼女と別れてからまた言わせて、と。
言おうとしたとき。
『わたし、最低だから。
須貝とは、あわない』
まさか、
そんなことを言われるとは思わず。
さっきまでの浮かれた気持ちは
どこかへ行って。
Aを見つめながら。
言葉の真意を考えていた。
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みゆ - あーもー、策士なふくらさん、めちゃくちゃタイプですっ!!! (6月2日 23時) (レス) @page33 id: 379497ea92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:345 | 作成日時:2022年9月17日 22時