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(side:fkr)
俺は、
わかりやすいと思っていたAが、
はじめてわからないと思った。
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Aは、
『福良さんのお仕事のキリがいい時間まで、
何か仕事してます。』
と言って、
何事もなかったかのように仕事をしている。
俺は単純作業に切り替えて。
雑念だらけの1時間を過ごした。
---
Aとオフィスを出て、
うしろを着いていく。
すこし古びた建物の階段を上がり、
アンティークのような扉を開ける。
外を歩いていても気づかないだろうし、
きっと一人では入らないであろうお店だ。
シックで、こじんまりした、イタリアンのお店。
席数も少なく。
店の主人も落ち着いた雰囲気。
俺なら、誰にも教えたくないな。
『ここ、野菜がおいしいんですよ。
あ、喧嘩売ってるわけじゃないですよ。
もちろん、お肉もあるので。』
『野菜。
ひとくちは、食べる』
Aはほんのり笑って、
適当に頼んでいいですか、と言ったので。
任せることにした。
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みゆ - あーもー、策士なふくらさん、めちゃくちゃタイプですっ！！！ (6月2日 23時) (
レス) @page33 id: 379497ea92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：345 | 作成日時：2022年9月17日 22時
