同居人たち。 (ページ10)

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１０. ページ10

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-ﾁｭﾝﾁｭﾝ...

『ふぁ～あ……』

欠伸で大きく開いた口を抑えて目を開く

『ん……？』

見慣れない天井に、見慣れない部屋

何故だと頭を抱えて思い返してみると、
昨日のことを思い出した。

そうだ、私シェアハウスするって決めたんだ。

今日から頑張ろう。

『よしっ』

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とは言ったものの、

『！！！？？？』

亮「……あ、ごめん」

『～～～っ……！』

シャワーを浴びた後の男の上半身裸を見たり、

涼真「A、昨日はよく眠れた？」

『よ、呼び捨て……』

涼真「ん？冷めるから早く食べな？」

『……さすがイケメン。対応力に優れている』

涼真「……？」

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真剣佑「おはようA。今日も可愛いね」

『か、かわ……っ！？！』

真剣佑「あれ、顔真っ赤になっちゃった。具合悪い？」

『っ……！』

うわわわ、イケメンの手が私の額に……！

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菅田「わああああっ！！！

こ、こんな場所にいないでよ！！！！」

『ご、ごめんなさい』

菅田「ここは俺の部屋の前！あんまり近寄らないで！」

『はあ……』

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『はあ"……』

そんな感じで朝から体力を奪われました。

もう帰りたい。一刻も早く帰りたい。

けれど帰ったらまた私の余命が縮む気がする。
……帰れない。イケメンに殺される。

「Aさ～ん！おはようございます！」

『あ、ああ、おはよう……』

「どうしたんですか？なんか今日疲れてません？」

『んーちょっとね。朝疲れることがあってさ』

「大丈夫ですか？何かあったんですか？」」

『心配ありがとう。でも大丈夫。

よし、仕事頑張ろっかあ』

佐田ミカコちゃん。

私の会社の後輩で、美人で巨乳。
会社1の情報網で色んな人の色恋沙汰を知っている。
彼氏いるのに合コンやらなにやら出会いの場所をを欠かさない。ま、根はいい子なんだけどね。

会社で気軽に話せる少ない存在だけれど、
この子にだけは昨日のこと絶対言わない。
さもなければ、すぐ広まって私の会社人生にも及ぶ。

彼女の前では、昨日の話はしないように気をつけよう。

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