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『菅田さーんっ』
「っわ、勝手にドア開けるなや!
ノックくらいしろ!」
『菅田さん!私とデートしてくださいっ』
「…は??ごめん、よく聞こえへんかった、」
『わたしと!デートしてください!』
「っはあぁぁあ!?…やだ」
『はい、出ました即答』
「嫌に決まってんだろ!」
『なんでですか〜!いいじゃないですか〜!
減るもんじゃないし』
「減る。俺の中で何かが減る」
『むぅ……待ってください、菅田さんっ』
「ついてくるなー!」
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隆「…何となくなんだけどさ、
将暉、Aのこと大分慣れてきたっていうかさ、
喋り方とか恐怖感が減ってきたような気がした」
亮「あ、それ俺も思った。
正直、もうただの仲良い男女にしか見えない」
涼真「まあ、一方的なものでもあるけどな」
隆「でも将暉、満更でもない顔してたよな」
亮「たしかに」
もしかして将暉がAに心を開くのは、
もう少しではないのかとそこにいる3人誰もが思った
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『それで、どこ行きます?菅田さんっ』
「だから、どこにも行かへんで俺たちは」
『観たい映画とかありますか?動物園とか?
あ!やっぱりショッピングとかの方がいいですかね?』
「話聞けや…」
東京のガイドマップを眺めるAを見て、
呆れたように呟く菅田
亮「すごい、あんなに手焼いてる将暉初めて見た」
隆「なんか押されてるね」
亮「…Aって恋愛においても積極的なのかな?」
隆「さあ。あーいうタイプに限って恋愛は奥手だったりするんじゃない?……てか何で?」
亮「別に。なんでもない」
隆「……さてはお前、惚れてる?」
亮「………別に」
隆「あっ、いま間があった!!!」
亮「うるせえ」
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さきいか(プロフ) - ゆなさん» ありがとうございます。更新頑張りますね! (2019年10月15日 3時) (レス) id: 8c3c074b8c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - すごく楽しみです。更新お願いします! (2019年10月14日 17時) (レス) id: ca3b9c2607 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - ちなつさん» 嬉しいです、ありがとうございます! (2019年5月15日 3時) (レス) id: cac4f75934 (このIDを非表示/違反報告)
さきいか(プロフ) - ゆかりさん» ありがとうございます!がんばります! (2019年5月15日 3時) (レス) id: cac4f75934 (このIDを非表示/違反報告)
ちなつ(プロフ) - 更新楽しみです! 待ってます! (2019年5月14日 14時) (レス) id: 44f445155c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さきいか | 作成日時:2018年8月31日 12時